7月はダンナの誕生月ですが、30年以上も一緒にいるともうプレゼントのネタがなくなってしまい💦それでちょっといい食事をしようと提案したところ、以前高田純次さんの「じゅん散歩」で見た「黒茶屋」に行きたいというリクエスト。ダンナがTVで見たお店を憶えているのは本当に珍しい。
今日のお部屋は離れでした。雰囲気あるなあ。
お品書きはこちら。わくわくします。
勾玉豆腐 旨出汁ゼリー。カシューナッツの豆腐は他でも出していますが、ここのが一番濃厚。
さて前菜はみずみずしい葉っぱに隠されています。
葉っぱを除けると美しい前菜の登場。山ふぐ素麺ってなんだろうと思ったら、刺身こんにゃくのことでした。これがすごく美味しい‼️ダイエットに使えるよ。だいたいローカロリーのものは美味しくないのにね。
向付はサーモンの胡麻和えと刺身蒟蒻、かぼちゃの生麩。夏は茗荷だねえ。
椀物。鶏卵仕立て柚子胡椒風味。これって私の作るかき玉汁に味が似てるの。
鮎の塩焼きと牛肉の朴葉味噌焼き。鮎の腹はほろ苦くて夏の味。
舞茸、とうもろこし、じゃがいものペーストを大葉で巻いて揚げた天ぷら。これがねえ、中はねっとり、外はパリパリで食べ終わるのが寂しいくらい。
止肴 黒胡椒酢和え。サーモンの南蛮大好き。
食事の冷やしよもぎうどん。昔着物のイベントで来た時にもこれが出たと思うんだけど、その時は青竹を切ったものの中に氷水と一緒に入っててそれはもう風流だったんですが、中が暗くてうどんも黒っぽくてよく見えないし取りづらいなとみんなで話してたっけ。
デザートのレモンゼリー。絶妙な甘さと酸っぱさ。
ああ〜美味しかった。ダンナのお口にも合ったようでよかったです。
せっかくだから少し敷地内をぷらぷらします。
さすが夏休みの秋川渓谷。流れも早くなく浅瀬で、子供が遊ぶのにちょうど良さそう。
と思ってたら靴を脱ぎ始め、ザブザブ川に入っていくダンナ。子供か。
ついでなので、帰りしなに酒蔵に寄ることに。
有名な嘉泉さんです。
堂々とした門。造り酒屋というと間口はそれほどでもなく奥に深いイメージがありましたが、大変な広い敷地です。
ここに商品見本とちょっとした資料があって、ここで選んだ商品のカードを持って事務所で購入します。
特に工場見学などはやってないみたい。でも素敵な蔵だなあ。
土曜日だからかあんまり人もいない。
本宅は厳格な佇まい。
お庭もすごい。新潟弁で「旦那様だ〜」と感心しているダンナ。ジェントリー階級だということらしい。
近くにお寺があったのでちょっと寄り道。
蓮の鉢植えがきれいに設えてあって、あとちょっと早く来たらステキだっただろうな〜と。枯葉一つ落ちていなくてピカピカに手入れしてあるお寺でした。
食事も美味しくて川も楽しげでいいドライブでした。が、もう少し涼しければもっとよかったと思う37℃。