TOHOシネマズ新宿で「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング part one」を観てきました。本編の前に監督とトム様のメッセージが流れて、「必ず大きなスクリーンで観てね❣️」とトム様がおっしゃっているので、皆さん必ずスクリーンで観ましょう。37℃炎天下の中歩いて(走ってでもいい)映画館に行く価値は充分にあると断言します
ｷﾘｯ(｀・ω・´)
そのためにトム様は命張ってくれてますのでね。
今度の敵はタダモノではない。者じゃない。
トム様は今現在無事であると知っていても指を組んで「どうかご無事でっ…❗️」と願わずにはいられない緊迫したシーン。トム様はこのシーンをいの一番に撮りました。もし自分がこのシーンを撮影中に亡くなってしまったらそれまでに撮影したシーンが無駄になるからです。マジか。TVのCMで見たから知ってる〜とか言ってる場合じゃねえ‼️映画館に行くんだ‼️
今回の敵はなんとAI。高度に成長したAIエンティティがサウロンのようになり、サルマンのようなガブリエルという無敵の手下を従え、オークみたいなパリスを使ってフロドではなくイーサン・ハントを制してリング的な鍵を手に入れた者が世界を征服する力を得る物語である。ロードオブインポシブルてか。
最悪の敵役であっても姿も見えずそこに何らかの魅力が見出せないA Iに対し、今作の登場人物たちは人間味にあふれています。
自分たちの身に何があっても一切当局(IMF…作中でも『国際通貨基金ではない』と自虐ネタのセリフがありました)は関知しない…ん…❓死して屍拾う者なし…「大江戸捜査網」だっけ…？まあいいか、ただ仕事として片付けるにはあまりにもリスクが高すぎるミッションを命懸けで遂行するイーサンに関わっていくうち、その自己犠牲的生き方に影響されて次々に生きかたを変えていく者が続出。極めて週刊JUMP的展開と言えましょう。しかし週刊JAMP全盛期のものすごい売れ行きを支えたのはやはりこの展開なのであって、みんな敵とわかり合ってさらに高い理想へとともに昇り詰めるのは大好物でしょ❓まさにイーサンはその主人公に相応しい人物であると言えます。
そしてそのイーサンを演じるトム様は、今まで信じられないような過酷なアクションに挑戦してきました。ブルジュ・ハリファによじ登ったり、飛んでるジェットに張り付いたり、助走つけてバイクごと崖からダイブしたり、まあちょっと正気を疑うけど、それもこれもみんなトム様が命懸けで撮る驚愕の体験を映画を通して観客に体感してもらいたいという一心なのです。
それからこれは不思議なリンクだと思いましたが、映画の中でA Iと戦ってるトム様ですが、現実の世界でもトム様はA Iと戦っていたりします。
今まさに前代未聞のハリウッド俳優ストライキが実行中ですが、その要求の中にA Iを使ったエキストラ問題があります。1日分だけ給料を払ってスキャンしたエキストラの役者の画像をどんどん撮り溜めてA Iで使っていけば、その画像の権利は会社にあるので将来的にはその都度オーディションする手間が省けギャラも払わなくていいという信じられない事態になっているのです。これって将来性のある役者さんがはじめの一歩を踏み出せないということなので、映画業界全体にとってもマイナスだと思うんですがね。遅咲きのすばらしい俳優さんたちが俳優としての仕事が花咲くまで食べていけるようにするのも映画で儲けることぐらい重要ですよ。
A IだとかSFXとか色々ありますが、わざわざ命をかけなくてもこういうの使えばバイクのシーンなんかすぐ作れちゃうんですよ。それをあえて身体を張って見せていくスタイルは時代と逆行しているかもしれません。コスパとかタイパっての❓トム様が何回も練習して本番やって、監督やスタッフが「ああ〜無事だった💦」って胸を撫で下ろしてんのにトム様またもう一回やる準備してるって、ほんとタイパ悪いし、トム様死んじゃったらコスパ悪い。死なないまでも今まで歯や骨も折るし、アキレス腱切ったりただ事じゃない大怪我してて本当に心配なんだけど、いちファンのそういう心配はさておくとして、でもそういうことじゃないと。トム様の気合とか、緊張感とか、そういった目に見えないけど体感できる本当のものを観客に届けるんだという強い気持ちこそが、私たちを映画館に向かわせる原動力であると信じています。
さて、part oneというのをすっかり見落としていて間抜けなことに映画の終わりに「えっ、続きがあんの⁉️」と度肝を抜かれた私ですが、このストライキでトム様のスケジュールが押しているのとのこと。俳優はナマモノです。早期の解決を望んでいます。だって続き早く観たいよ‼️
エンティティは鍵を手に入れてどうするつもりなのか❓
その前に鍵を手に入れるのは誰なのか❓
とんでもない所にある解決の糸口まで一体どうやってトム様は到達するのか❓
今回はサウロンみたいになんか光ってるだけだなあというエンティティでしたが、きっと次回は恐ろしさを実感させてくれるに違いありません。凶悪なA Iと一体どう戦うのか❓期待は膨らむ‼️できるだけ早く観せてね‼️
