上野の東京文化会館でコンサートがあるので、その前に食事をしようとTがインスタで見つけてきたというROUTE BOOKS CAFEに行ってきました。
もう入り口からステキなんじゃあ〜
画像は2Fのカフェです。(たぶん)インドの方であろうシェフが本格的なインド料理を作ってくれます。
ここのカフェは色々一見さんではわからない決まり事があってですな。
まずは1Fのテーブルはカフェスペース。飲み物のみをオーダーする人はこちらでお隣のパン屋さんで買ったパンを持ち込んで食べてもいいみたい。オーブントースターで温められるようです。
2Fはランチのお客さんだけ。
オーダーは取りに来ないので、席を確保したら1Fに降りてレジで精算を済ませます。
その時オシャレなアイアンの番号札をくれるので、2Fに戻ってアルファベットの書き込まれたレシートをシェフに見せて、番号札をテーブルの上に置きます。
お水はランチと一緒に持ってきてくれるらしいので、自分で勝手に運んだりしないこと。
しばし待つとシェフが美味しそうなランチを運んできてくれますが、特にお料理についての説明はないので、味覚を研ぎ澄ませて何が入っているのか推理しつついただきましょう。
ちなみに、金・土曜日はビリヤ二ランチ、日曜日はミールス。ミールスとは、南インドで食べられている野菜中心の定食なんだそうです。
インド南部は世界有数の米作地域なので、ナンやチャパティではなくバスティマライスなんだって。
わーすごい豪華‼️しかし…美味しいんだけどなんの料理かさっぱりわからんのです。地図なしで知らない街に来た気分。
Tと2人で「これはめっちゃ辛い」「これは辛くない」「これは酸っぱい」「これはちょっと辛いけど大丈夫」と語彙力のない人になって首を捻りながら食べる。
結局「美味しいってことでまいっか」で平げました。
食事が終わって外にポスターが貼ってあったので、答え合わせ。
左端のカレーはマトン。当たり‼️
右上の左側のボウルが多分カラコランブという野菜のスープカレー、
右側のボウルがラッサムというすっぱいカレー。個人的に一番好き。辛くなくて、レモンのあっさりした酸味のあるスープです。
マトンカレーの左がボリヤル、野菜の炒め煮。
右側がクートゥー、野菜の煮たやつ❓ごはんに合う。その右隣はカボチャのカレー、たぶんサンバル、結構辛いけどカボチャが甘いので相殺されて結局美味い。
さらにその隣が…なんだろう…たぶんモルコランプっていう料理でズッキーニのおひたしヨーグルト風味❓これを食べると口の中の辛さが消えます。
一番上の黄色いのがラヴァケサリ。カシューナッツなどの入ったセモリナ粉の甘いデザートです。
その右側が ビーツボリヤル、これ漬物みたいだけど炒め煮っぽい。
その右がパルプトワイヤル❓さや豆の炒めたやつ。ボウルの手前がインド風肉じゃが的なたぶんアヴィヤル。
というようにですな、名前や材料がわからぬまま原始的にいただくという貴重な体験をしたわけですが、結局ぜんぶ美味しいというアホみたいな結論。カレーというのは汁物全般のことらしく、いろんな種類があるとは知っていましたが、そのほかの料理って知らないんだなあ。いい勉強になりました。
まあ付け加えるならば、できれば飲み物にラッシーが欲しかったです。辛いものがやはり多いので。でも胸焼けもしないし、後で妙に喉が渇くとかそういうのはなかったですね。インド料理、すごいな。