散歩好き

井の頭公園で犬とまったり。

トップガン マーヴェリック

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TOHOシネマズ新宿で「トップガン マーヴェリック」を観て来ました。

www.topgunmovie.jp

私が女子大生でウエスト58㎝だった頃、友達数人で観に行った「トップガン」。劇場を出るときには全員の目がハート型になっていたのは言うまでもないのですが、まさかこのトシになってもう一度トム様の「トップガン」の新作が観られるとは夢にも思わなんだ。

「テレビでは絶対に観ないでください。これは映画です。皆さんのために作った映画ですから」

トムクルーズ様がおおせです。皆様心して聞かねばなりませんぞ。

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36年前に公開されたオリジナルの『トップガン』では、アメリカ軍の戦艦が1963年から翌年にかけて行なった大西洋航海を記念して、アメリカ国旗、国連旗にくわえて、日本の「日の丸」と台湾の「青天白日満地紅旗」の4つが並んだワッペンが配されていのですが、

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予告で流れたジャケットの映像がこれ。なーんやこれ。どうやらスポンサーに某国企業が入っていたので忖度したらしいんですけど、本上映では上記のものに戻っていました。

近年某国で映画を上映する際、あれだめこれだめと規制が厳しく、映画表現自体に大変なダメージを受ける場合が多いと聞きます。確かに動員数も大きければ興行収入も莫大となりさすがのハリウッドも言いなりにならざるを得ない状態が続いているようですが、いいかげんうんざりして「もういいから自由に作ろうぜ」という風潮もでてきているらしいのです。

そもそも米陸軍(海軍じゃないのね~。ずっと海軍だと思い込んでた)の話なのに某国に忖度するのはいかがなものかというアメリカ国内の意見も激しかったというのももっともなことで。いずれにしてもあんなヘンなデザインの服をトム様に着せなくて本当によかった。

とにかくものすごい臨場感のシーンてんこ盛りのこの映画、企画時に何度も「CGじゃダメなの?」と聞かれるたびにトムは「ダメだ。それは『体験』じゃない」と答えたのだそう。トムのみならず若手俳優たちもこの映画のために訓練を積んで本当のパイロットとして戦闘機を操縦し、機内にIMAXカメラを搭載して戦闘機を操縦する姿を失神したりゲロ吐きながら撮影したという圧巻のエピソードを聴いて、いったい誰がこの作品をテレビで見ようなんて思うでしょうか。

ぜひぜひ映画館で、できればIMAXで観て、トム様のこだわった「体験」を全身で味わっていただきたいと!思うのであります。