ホテルをチェックアウトした後ももクロのライブまで時間があるので、イオンシネマ幕張で「ミッションインポッシブル/フォールアウト」を観ました。完璧なスケジュールですな。ここのロビーはなんだか薄暗くて、トム様の映画封切直後の日曜だというのにもぎりが1人しかいなくて人があふれちゃってなんだかなあ。トム様なめたらあかんぜよ。
そして今回もものすごいアクションの嵐で、死なないとわかっていてもヤバイほど手汗かきますので、ハンカチは必需です。
せっかく回収したプルトニウムを不手際で敵に奪われてしまったトムとチームは「プルトニウムを再び取り戻し、世界同時テロを防ぐ」という任務を負う…
まあちょいちょい失敗してるよね、イーサンチーム。
トムが大けがしたシーンなんかもう、近づいてくるにつれこっちまで痛い。そしてトムのアクションすごすぎで、いったいどこからCGなんだかわからない。ウワッとかヒャッとか変な声が出そうなのを必死で押さえなければいけませんよ。
見どころはアクションだけではありません。このシリーズのウリである大げさなトラップや操作方法が次から次へと繰り出されてとても楽しい[E:sign01]ドリフか[E:sign02]て突っ込みたくなるシーンもありました。
そして今回のメインテーマは、イーサンの弱点です。完全無敵なトムですが、元奥さんがフツーの人でフツーに生活していることも弱点のひとつですが、なにより「仲間を人質に取られるとおしまい」ってのが最大の弱点と言えるでしょうね。仲間を切り捨ててでもミッションの成功をもぎり取るのがスパイってもんでしょうが、それが出来ないのがイーサンの魅力であり欠点でもあるのです。でも、こういうキャラだから愛されて3000億以上も稼いでいるのよね、このシリーズ。完全無欠が観たいんだったら「ジェイソン・ボーン」の方観るもんね。
スパイなのにめっちゃ愛してた元奥さんがいて、仲間が危なかったらすぐ助けに行って、なんでもできるのに結構ヌケてて、そういうイーサンが結局私たち大好きなんですよ。
蛇足ですが、今回初登場のホワイトウィドウ(ヴァネッサ・カービー)。アベンジャーズのブラックウィドウのパクリか?と思わせる名前ですが、なんかこの人どっかで見たなあと思ったら、私がよく見てるBBC制作の「名探偵ポワロ」の「象は忘れない」に出てた人だ。目力の強い印象的な美人です。このシリーズに出ると弾みがつくそうなので、これからのご活躍を楽しみにしていますよ。