3日目、最高に暑い。でもホテルに閉じ籠るのもどうかと思うので、勇気を出して外へ。大丈夫、ホテルの朝ごはんも美味しかったし、HPは満タンだ。
メインの山鉾巡行も見たし、別にこれと言って行かなきゃいけない場所ってのはないので、とりあえずホテルに荷物を預けて「美術館に行けば涼しい」の法則で嵯峨野方面へ向かいます。
途中下車したのは芸能の神様で有名な車折神社。
今日は平日だし、人少なめ。
このように奉納した芸能人の名前でぎっしりなのですが、やはり目立つところにはビッグネーム。
おっ
いたいた‼️れにちゃんがんばれー
この神社にれにちゃんが…
石に願いを書いてここに置くらしいです。色々おもしろい神社だなあ。
一駅歩いて(と言うほど楽ではない今日の酷暑であることよ)裏口は駅のすぐ近くにあるのに山門は遠くにあるという鹿王院到着。
この山門は1380年建立。「覚雄山」の字は義満の筆だそうです。
そうだ、京都行こう的な。門をくぐったらなんだか急に山の中に来たみたいな雰囲気に。
なんだろうこれ
あんまり暑くてカラスも口が開いてる
ここからお庭など見せていただきますよ。
こんにちわ〜とお声がけしたら作務衣の住職さんが出てこられました。御朱印は先にお渡しして、帰りに乾かしているのを持って帰るスタイルです。
ここは1600年代の再建。
義満の夢のお告げにより建立されたお寺でしたが、応仁の乱によりほとんど消失して、残ったのがこの鹿王院だけなのだそう。実朝が宋から取り寄せた仏舎利があるらしいのですが、舎利殿は非公開です。
なんとなく男っぽい。
荒廃した時期もあったそうですが。
この木何の木気になる木〜と思ってたら、樹齢400年のモッコク(木斛)という銘木なんだそうです。マツ、モチノキと並ぶ「庭木の王」なんですって。
本来は秋の庭なのですが、きっと秋は大騒ぎだよ。
この右側すぐに裏木戸があって、そこからだと駅はすぐなんですよね…
まあでもまるで山の中に迷い込んだような不思議な感覚を味わいながら帰りましょう。義満リスペクトですよ。
鹿王院から歩けるっちゃあ歩ける距離ですが今日は歩くと死んじゃうかもしれないので、素直に電車に再び乗って嵯峨野の福田美術館に逃げ込んで涼を取ります。
ここのカフェは近隣にある超有名カフェ「パンとエスプレッソと」の姉妹店。あちらは絶望的なくらい並びますが、こちらは余裕を持って座れます。
そういえば今日はお昼ごはんがまだだったな。ということでパフェ食べてもいいことにする。
私は右の季節のパフェ。提供時間も限られているので、ちょっと嬉しい。ダンナはメロンフロート。
涼しいところで爽やかな食べ物。天国か。
今日の展示は「竹久夢二のすべて」。
大きく出たねえ〜
夢二の行ったところ住んだところ。西日本はあんまり縁がないのね。
しかし題名に偽りなし。本の装丁あり、
お馴染みの額絵あり、
乙女ちっくな絵あり、
報道っぽいクロッキーあり。
もちろん掛け軸あり。バラエティに富んだ展示でとても楽しかったし、写真OKなので気が楽。
TVクルーが撮影していました。どこでやるのかなあ
意外と気に入ってる登りやすい階段。ここの美術館は小ぶりだけどおしゃれできれいですごく好き。
さっきお昼ごはんのつもりでパフェ食べたのに、やっぱりうどんが食べたくなっちゃったよう。で、また来ちゃった嵐山亭。美味しいんだもん。そしてまたもや私たち以外は外国人観光客。美味しいところにあたってよかったね。
ダンナは鴨つけうどん、
私はまたもや牛すじぶっかけうどん。何回食べても美味しい。ま、馴染みの店がついに京都にもできたってことでw
このあとホテルに荷物を取りに行きタクシーに乗り京都駅へ。私たちには珍しく、早めにリムジンに乗って渋滞もなく伊丹空港に着き、飲み物などいただきつつ搭乗案内を待っていましたら、なんと遅延💦早く来るとこうなんだなあ。
そのせいかはわからないけど、吉祥寺行きのリムジンが満席、まごまごしてたら乗れないところでした。補助席だったけど乗れてよかった〜
暑かったけど行ってよかった❗️でも今度は歩くのが楽しいシーズンに行きたいかも❗️