今年の夏は暑い‼️この暑い中、特別に暑い灼熱の京都に行ってきました。祇園祭りがこの時期なの、どうして〜❓
暑い中あまりウロウロすると死んでしまいそうなので、美術館に行きます。京都市京セラ美術館で「ルーヴル美術館展愛に生きる」が開催中なのです。
今日は日曜日だし大勢が押しかけている事でしょうが、ゆっくり涼しいところで絵を鑑賞するのはめっちゃいい。
時間指定はあと30分後ですが、時間が過ぎれば別に以降何時でも入場していいという事なので、先に平安神宮に行くことにしました。
この青い空‼️暑い‼️
ここに来るの何年ぶりだろうか。
風鈴の音が爽やか…てかガラガラすごい音です。
庭園の「神苑」に入場します。
明治神宮はその名の通り明治時代の創建で、神苑は明治の有名な造園家7代目小川治兵衛による総面積約10,000坪の広大な庭園です。
夏の庭は鬱蒼としていて影が濃い。
下が舗装していないというのは涼しいですね。
水があるというだけでもホッとします。
酷暑の中でもリンドウはシャキッと咲いています。
「千と千尋の神隠し」チック
お花や樹木にステキな説明書きがついていて、読むのもまた楽しい。色々な書物から引用されています。
印象派の人たちは外に出てスケッチしていたけど、こんな暑い中ではなかったと思うね。でもモネがここを描いたらきっとステキだろうな。
ステキな名前の橋、というか誰か渡ることがあるんだろうか
これまたステキな渡殿…じゃないか、建物を結んでいないから。橋が見えますね。
うわ、すごく風が強くて涼しい‼️
源氏物語で空蝉の家に涼しい渡殿があってそこに方違えで光源氏が仲間と涼みに来るシーンがあります。なるほどわざわざ行こうという気になりますね。
ここにも風鈴がたくさん吊るしてあって、風が強いのでものすごい音です。風流とは。
でっかいスッポンがいます。鯉の餌が売ってたので投げたら寄ってきました。鯉に押し負けてたけど。
しばらくここで涼んで、勇気を出して京都市京セラ美術館に向かいます。
あ〜、美術館の中涼しい〜…生き返る〜
大御所の絵はあまりないのですが、テーマが面白くてなるほどこういうまとめ方があるんだなあ〜と感心しました。企画力の勝利。
偶然ですがメインのこの絵、今まさに読んでいる本の表紙でした。
最近の展覧会のショップはすごく楽しくて、あの鎌倉紅谷の「クルミッ子」協賛の「ルーヴルッ子」があったので買っちゃいました。かわいい。
峯嵐堂の茶房で渡月パフェ。さすがわらび餅やさんだけあってめっちゃ大きいわらび餅が入ってて美味しい‼️そして暑さで参った身体に甘さが沁みる‼️
甘いものを食べたら元気出た。ということで少し歩いて青蓮院門跡。ここもずいぶん前に来たっきりだなあ。
中に入って拝見しましたが、なんだか襖絵が変わってたりして雰囲気が大きく変わっていました。今は華やかな方がウケるのかなあ、昔の由緒ある枯れた味がなくなっていました。
庭園があるので行ってきます。いいなこの入り口、想像を掻き立てます。
ほらね、もう楽しい。
しっとりとした庭に濃い影が落ちて。こんなに暑くなければいつまでも眺めていたい。
鯉すらも暑くて陰に避難しているのです。
この殺人的な日差しに負けてダンナもついに日傘デビュー。楽さに驚いていました。
ここの鐘は誰でも撞いていいんだって。それでランダムに鐘の音が聞こえていたのね。
これまたずいぶんお久しぶりの知恩院。こちらから入るのは初めてです。
人少な‼️どうやら今日の観光客はこちら方面には来ないらしい。
ここに上がるのは初めて。
ぐるっと回っていつものコース
今日は暑いから階段登る気にはならないよねえ
ホントに人が少ないなあ
いつも人がいっぱいなので気が付かなかったけどこちらから入ると庭園が見られるらしいので行ってみます。
もう何万回も繰り返し言っているせいか、ものすごい早口で拝観順の地図の説明をしてくれました。さっぱりわからんけどまあよかろう。地図は読める。
さ、行きますよ。
家光のお手植えの松にしちゃ小さいなと思ったら3代目か。
将軍のお泊まりになる場所。
二十五菩薩の庭。ふわふわの雲を現しています。
権現堂。家康、秀忠、家光の三代を祀っています。
緑に埋もれる橋
霊元天皇の13皇女(子供多いな〜)の宮殿を移築したもの。
高いところに立っているので、庭と眺望が一体となっています。
千姫様、ここに眠っているのね。みんな江戸に行ってしまったのに…
濡髪大明神。御影堂ができたため住処を追われたキツネがなんとかしてくれと知恩院の上人に頼んでつくってもらったのがここだそう。上人に会いにきた時童形で髪が濡れていたからなんだって。
勢至堂。法然上人の像を置いていましたが、今は勢至菩薩像が安置されているのでこの名になったとか。
えっこれもしかしてさっき本堂からみえた階段なんだね⁉️結局この暑いのに登っちゃったんだね。
こんなに空いてる知恩院はこれから先見れないかもしれない
祇園祭というと山鉾巡行ですが、こちらのお神輿が実はメインだったりするらしい
明日の夕食後お神輿を観に行くようです
すごい人だよ
色々山鉾を見てまわりたいところですが、たくさん出店も出て身動き取れないほどの人出でして。とりあえず今日の宿泊のダイワロイネットホテルに戻りますが、そのホテルの前にも出店がずらりと並んでいて、宿泊客以外の人たちが大勢でロビーで休んだりトイレを使ったりしないようにルームキーでホテルに入らなければならないのです。こいつぁ大変だ。
汗だくでお部屋に戻って、身なりを整えてから晩ごはんに出かけます。
今回の晩ごはんはダンナには珍しく予約したお店。今日はさすがにお店探すの無理だもんね。
「京都綾小路 満月の花」という、町屋を生かしたレストランです。
いい雰囲気のお店やないの。
先付は燻製の牡蠣となんとメロン。牡蠣は大好物だとしても、メロンと合うのか…あら意外なマリアージュ。
はまぐりと舞茸のお椀。なんだか季節が冬、春、秋とミックスだけどどれどれ…
めっちゃいい出汁‼️
サラダに見えるが、この下にカルパッチョが潜んでいるのだ…そしてこのソースは「かけるだけで燻製の味になるこの店オリジナルソース」なのだ…ホントだ、燻製っぽい。
ダンナがお酒を飲みたいなと言ったところ、変わったものが出てきました。なんとクラッシュアイスのロックで飲むアイスブレイカーという日本酒。杜氏さんが外国の方なんだそう。そういえばBSかなんかで観たぞ。
ちょっと飲ませてもらったら、グイグイいけそうな危ないさっぱりとしたお酒でした。
トマトを梅シロップに漬けたの、家でもやってみたいなあ。さすが美味しいものを少しずつ美しく盛り合わせるのは京都の本領発揮か。
茄子と山芋の揚げ浸し。茗荷の爽やかな辛味が夏の疲れを取ってくれます。茗荷大好き。
このシメのおそうめんが‼️実は出汁に浸かっているわけなんですが、うーまーいーーー‼️薄いと感じるギリギリのラインで、酢橘の香りと酸味がほんのりして、やっぱり京都は出汁がすごい‼️お行儀が悪いの覚悟で、お出汁全部飲んじゃった。
最後は抹茶の大福。手作りっぽいけど、これもここで作ってるのかなあ。
いや〜大満足‼️ダンナ、いいとこ見つけてきたね、褒めて使わす。
腹ごなしにちょっと歩こうと思ったんだけどこれがまたものすごい人出に阻まれまして。暑さは日差しがない分凌ぎやすくなった(といってもまだ32℃)とはいえ、人いきれがすごいの。
人の波を泳いでたどり着いた舟鉾。近寄って見られてラッキー。上に登ってみることもできるのですが、1時間待ちなんだって‼️
ということで今日はホテルに帰って風呂に入ってさっさと寝ます。
2日目に続く‼️