2日目は嵯峨野の法輪寺から。
ちょうど春の十三まいりのシーズンで、華やかなお嬢様方で境内はパーッと花が咲いたよう。清和天皇が13歳におなりの際にここで法要を催したことが端緒となりました。
境内に電電宮という聴きなれないお社が。もともと電電明神をお祀りする明神社がありましたが、禁門の変の際に焼失。昭和31年に電気電波関係業界の発展を祈願する神社として発足したということ。
たち吉って四条にあるのか。昔は引き出物の定番だったな。
花桃かな?真っ盛りなので十三まいりの背景にぴったり。
コロナも落ち着いて人出がすごい。
朝ホテルでゆっくりしてから出たので(もうトシなので無理はできないし、ホテルの朝食が美味しかったのでついまったりしてしまった)、もうお昼です。
嵯峨野にはお店が星の数ほどあるにもかかわらず、また来てしまった嵐山亭。
ここの牛すじぶっかけうどんは超超美味なのです。
おなかもくちくなったところで、散策開始。やっぱり水辺はきもちがいいな。
そういえば嵯峨野にはかなりの回数来ているのにこの辺はあんまり歩かない。
私の大好きなミツバツツジ
京都に来たって感じのテンプレ
何回も来てるけどやっぱりお花を見るなら天竜寺
ちょっと見頃は過ぎてるけどいい感じ
ミツバツツジにも色々ある
「手前の石橋は日本最古の橋石組で」えっ、どれ?
これ?!ちょっと自信がない
相変わらずつやつやの牛
大きな神社はやはりわくわくするね
すごい豪華な花手水!!錦市場の花つねさんが活けたらしい。
時代の波は神社にも
牛ももうあごマスク
今日はお庭には入らないの。残念
北野天満宮のご祭神の菅原道真公は太宰府に左遷されてわずか2年で病没しますが、福岡いいところだよ?最近では福岡に転勤になった人は初めこそ左遷だ僻地だと嘆き悲しみますが、何年かたって東京勤務を命じられるともう福岡美人と結婚して家も買って、釣りなどアウトドアの趣味ができちゃってもう東京には戻らないとごねるのがデフォです。
ユキヤナギやコデマリみたいに小さな花がたくさん集まったお花が大好き。
さて次に行きますか
巨大な大徳寺の一角にあるので入り口が分からなくてぐるぐる歩き回って時間ギリギリにたどり着いた芳春院。ダンナがイライラして大変だったよ~
特別拝観中なので飛び込んで「まだ大丈夫ですか?」と聞いたら「余裕ですよ~」と言われ力が抜けました。
内部は写真NGなので、あの清々しいお庭はパンフレットかサイトを見て思い出します。
前田利家の妻・お松が建立したお寺ですが、江戸住まいの時に建てたものなので実際ここに住んだりはしていません。
バスに乗って今宮神社に到着。ここはドラマ・マンガ・映画などの「大奥」で濃いキャラクターを務める桂昌院、お玉さんをお祀りする出世神社です。綱吉のお母さんですね。
ここのあぶり餅が名物でぜひとも食べたかったんですが、ものすごく長い行列ができていたので諦めました。残念。
お玉の井。「桂昌院」と教科書で読んでも綱吉の母くらいしか思えないでしょうが、本を読んだりドラマをみたり(個人的には小池栄子が好き)、こうして本人が関わったものに触れたりすると、ああ、本当に生きていて私たちと同じように悩んだり楽しんだりしていたんだなあと感じます。
西陣の八百屋の娘だったお玉は従一位まで登り詰め、産土さんのここ今宮神社に寄進して再興させました。社殿、カッコいい仕上がりだね。
晩ごはんはこの近所で探そうということになり、ホテルに一番近いところによさそうな居酒屋さんがあったので飛び込んだらなんとか座れました。喜楽亭さんです。
kirakutei-kyoto.comたしかにくつろげる感じのお店でした。結構席数があって繁盛しているのに調理はご亭主が1人でやり、アシスタントが1人、ホールが1人と3人で回していて目が回りそう。急いでないのでゆっくり待ちます。
刺し盛り、氷でキリリとしていてめっちゃ美味しいよ❗️
生麩田楽と唐揚げ。
カレイの煮付け、煮汁が濃いね。ごはんが欲しくなっちゃう甘じょっぱさ。
揚げ出し豆腐。出汁が美味しいのは京都あるある。
またもや私らの大好物カキフライ。2日連続でも、何回食べてもいい。結構大きいな。ソースとタルタルソースがダブルでついてるの珍しい。
適当にお店に飛び込んでも美味しいって、いいことだねえ。晩ごはんが美味しいと旅行が大成功に思える。
3日目に続く❗️