散歩好き

井の頭公園で犬とまったり。

中央ヨーロッパ4カ国の旅 4日目

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4日目は午前中はシェーンブルン宮殿のグランドツアーと街歩き、午後は自由時間です。

シェーンブルンは2回目なのでパスして1日中自由時間にしようと思いましたが、参加してよかった[E:sign01]前回訪れた時は大広間が修復工事中で、非常に残念な感じでしたが、今回はすでにきれいに仕上がっていて、それは見ごたえのある眺めでした。

しかし今日の日本人ガイドさんの話…分かりやすくて、早口なので情報いっぱいなのはいいのですがしつこくて閉口しました。何回も「マリア・テレジア」をクイズ形式で復唱させるのですが、この名前は中学出てれば知ってるよ[E:pout]とか言いつつも、ガイドさんが何回も繰り返した「唇べろーんちょのレオポルト1世」はおかげで肖像画と結びついたわあ。

 

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前回はあそこにあるベルばらに出てきた噴水をどうしても見たくて必死で走ったっけ。こうしてみると結構距離がありますな。

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そして前回は2階のバルコニーから出入りしなければいけなかった(つまり有料)庭園は、無料で開放されています。ガイドさんに聞くと、宮殿に入るためにチケットの列に並ぶ人の列とそれを横切って庭園に出ようとする膨大な人の流れがぶつかり合って大変なことになっていたのでその解決策としてこうなったらしいです。

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ヨーロッパの庭園って整然としてますね。

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走って噴水までいかない分、ゆっくりお花を楽しめます。

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やっぱり遠いわね。

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この庭園をぐるっと回るには相当な時間が必要ですね。

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さて、街歩きです。

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ステキな小径があちこちにあります。

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馬車の金具でこすられて壁が傷つかないように置いた石がむなしくも削れています。

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昨日晩ごはんを食べたところ。昼間見るとすごくきれいです。ツタに絡まれた壁に「オーガスティン」とみえます。オーガスティンはペストが流行ったとき死亡した人を放り込んだ穴に酔っぱらって転落し、一晩寝入ってしまった剛の者です。しかもペストに感染しなかった。

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ウィーンで一番デカいシュニッツェルを出すお店。窓からちらりと見えましたが巨大[E:coldsweats02]食べきれる気がしない。

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そのお向かいにある老舗のお茶屋さん。

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のウィンドウには南部鉄瓶が。ヨーロッパですごい人気なんだそうですよ。

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お茶屋さんの小道を抜けるといきなり巨大な聖ステファン寺院が出現します。ドラキュラが出てきそう…

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ですが、南側から撮るとこりゃあ明るい[E:sign01]

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ウィーンの目抜き通り、ケルントナー通り。そろそろ犬成分が不足してきたので、犬ばっか見ちゃう。

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歩いてるだけでも楽しい通りです。

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そろそろお昼なので、前回来たときにとても美味しかったカフェ・モーツァルトに行くことにしました。

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ラッキーなことにすぐ座れました。とりあえずのどが渇いているので飲み物を。これなんて言うんだっけ?アイスコーヒーに生クリームとチョコレートシロップ。カフェ・メランジェかな?

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このおっちゃんがフロアの半分を仕切っていて、早送りみたいにテキパキ働いてた。

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来た来た、ターフェルシュピッツ[E:heart01]牛肉のスープ煮を

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このほうれん草のソースをつけて食べるのですが、このソースがすごくおいしいし、こってりしたものを(特にシュニッツェルね)食べることが多いのでこのあっさりした料理が嬉しいのです。付け合わせはじゃがいも、小皿には薬味のホ-スラディッシュの細切りと、ネギとアップルソースがまたさっぱりとした味わいで、食が進みます。

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美味しい食事をいただいた後はオペラ座の見学ツアーなのですが、まだ時間があるので聖ステファン寺院を少し見てみます。

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おおー、なんか遠い。

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繊細な装飾。

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なぜ人が少ないかというと、ここの部分は有料なのですよ。別に払ってみてもいいのですが、時間がないので。

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すっきりしてて、とても素敵な装飾です。やっぱりもう少しじっくり見ればよかったかな。

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外に出たら皆さんカメラを構えているので、

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振り返ったらこんなかんじ。まるで山のよう。で、当然私も撮りました。

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時間になりましたのでオペラ座に向かいます。日本語ツアーは今日は催行されますが週に1回金曜日のみ。ついてる~

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チケットは9ユーロ。カウンターでチケットを買ったら、「2ユーロのオツリデス」と言われてびっくりした[E:coldsweats01]1Fのロビーは改修工事中でしたがここにある「日本語ツアー」と書いてあるところで並んで待ちます。

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ウィーンのオペラ座第二次世界大戦で半分破壊されました。こちらは壊れなかった方なので、豪華な装飾です。」

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カラヤンの胸像。若いころなのかな?

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ガイドさん。イケメンの上日本語ペラペラ。さっきカウンターで私を驚かせたのは彼でした。

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こちらは破壊された方を再建。予算の関係ですっきりというか殺風景な仕上がりです。

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真夏の夜の夢タペストリーかな。

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持ち運べる折り畳みピアノ。

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ここは皇帝専用の控室ですが、現在は一般の人も幕間で借りることができます。45分で550ユーロだったかな?ダンナが「ま~お安いわね~」って言え[E:sign03]って。

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ロビーに続く大階段。よく映画に出てきます。

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次に来るときは一張羅の着物を着てオペラかバレエを見ます。(断言)7e6d997166274a179912c57901817cf9

舞台のセッティング中でした。平衡感覚が狂いそうだ。

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歌舞伎座にもあるガイドテレビ。便利な世の中だなあ。

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ボックスシートは舞台が見にくいけどここで観ると楽しいだろうな。

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1Fの一番奥正面は立見席です。寄りかかれるので楽そう。ももクロのライブの立見席ってホントの立ち見でしかもすし詰めなんだから。

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逆行だけどお久しぶりのマリア・テレジアさん。

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そのお向かいには、美術史美術館があります。時間が中途半端でどこに行けるでもなかったので、2回目だけどここで絵を観ることにしたのです。なんたってここには私の大好きなベラスケスの「青いドレスのマルガリータ王女」があるのです。ブリューゲルだっててんこ盛り。しかし前回「この量のルーベンスを見たらフランダースの犬のネロだって生き返る勢いだ」と思ったほどのルーベンスルームは改修中でした。

相変わらず名画がこれでもかというほどありますが人が少なくてリラックスして鑑賞できます。日本に来たらとんでもない行列ですから、すごい贅沢だ。

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満足してホテルへ戻る帰り道、ゲーテの像。

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道路を挟んで向かい側にはシラー。詩作についてずーっと話し合っているのかな。

今日は疲れたので外食などはせず、スーパーに寄ってホテルでカップうどんとお惣菜の夕食です。お昼がごちそうだったしね。

明日はベルベデーレ宮殿で絵を観て、チェコの古都チェスキークルムロフに向かいます。5日目に続く[E:sign01]