今日はドナウベント地方をめぐり、ウィーンに宿泊します。ブダペストを出発して間もなく。なーんだこのかわいい村は[E:sign02]センテンドレという村で、こう見えても千年の歴史を持つ人気の観光地でもあります。小さな博物館、美術館、画廊、ヘレンドの支店、かわいいお店がぎっしりのこの村の自由時間はなんと40分だぞ[E:sign02]足りないにきまってるでしょ[E:sign01]
このカサみたいなのなんだかわかんないけどかわいいな。
こんなかわいい小径がたくさん。
[E:note]踊り踊るなーらーちょいと東京音頭 ヨイヨーイ[E:sign01]
…失礼…ヤクルトファンの血が…
ここでお茶したい
あ、猫がいる
こういう道ってものすごく惹かれる
ヘレンドの支店があるけど、開店時間なのに開いてない。ダンナが明らかにほっとしてる。
こういうかわいいお店がてんこもり
実は出発前、添乗員さんから電話をいただいた時に、チェコやハンガリーでは藍染めが行われているらしいけれどそのショップがあれば行きたいとお願いしておいたのですが「ブダペストの次に行く村にショップがありますよ」と教えていただいて、楽しみにしていたのです。
お目当てのお店は村の入り口にある「コワチ」という名でした。店の中には日本でも藍染めに使う版木なども置いてあり、なかなか興味深いのでお店の人と話をしてみたいものですが、なんにしても時間がない[E:despair]
とりあえずお店のかわいいお姉さんに挨拶をして「とってもいいお店ですね~」と本気の感想を述べて手短に買い物をして(カードが使えます)急いで集合場所に戻ったのですが、後で商品を見ると日本語のパンフレットが挟んでありました。某国の方もたくさんいたのに何で私が日本人ってわかったんだろう。
いい買い物をしてホクホク顔でバスに乗り込み(ギリギリ)、次の場所、エステルゴムに向かいます。
お目当ての教会は小高い丘の上にあるので、このエレベーターで上がります。
エステルゴムはハンガリー発祥の地と言われ、1000年頃何度も出てくるイシュトバーン1世がここで戴冠式を行い、最初のハンガリー王となりました。
かなり離れないと全景が撮れないほどでかいエステルゴム大聖堂。その大きさは遠くに見える人を見たらわかると思います。ハンガリーで一番大きな教会だそう。イシュトバーンが建てましたが、オスマン帝国により破壊され19世紀に再建されました。
手前はガイドのモニカさん。この方、ものすごく流ちょうな日本語を話す上に低めのいい声でね~。ものすごい眠気が襲うのです。
あ、またこれがある。ヨーロッパ各地にあるのね。乗りたいけどここは自由時間がないの。
リストがこの再建した大聖堂のこけら落としのために「グランのバジリカ落成のためのミサ・ソレムニス」を作曲しました。
この正面に飾られている聖母被昇天の絵が世界最大のキャンバス画だということ。人の大きさと比べてみましょう。
キレイなドーム
あら、修理中って珍しい。
実はこの教会、あちこちにガイコツが安置してあってちょい怖い。中にはベールで包まれたガイコツがあったりして、どうやったってかわいくなーい。
パイプオルガン聴きたいなあ
今日はここでお昼ご飯のようです。教会の真下。
羊のチーズと洋ナシのサラダ
マナガツオのソテー
意外にイケるぞ!
ハチミツとくるみのケーキ。美味しいけどデカすぎ。
ちなみに、ドナウベントというのは「ドナウ川がかくっと曲がったところ」という意味だそうで、なるほどかくっと曲がっているわね。向こう岸はスロバキアです。
スロバキアの首都、ブラチスラバ到着。なんとこのそっけない建物は国会議事堂。こういっちゃなんだけど、近くなのにブダペストのと雲泥の差…
メガネ~の~パリ~三木~[E:note]ではなくてなんとブラチスラバ城。チェコスロバキアの時代に再建されたのでモルタルにペンキ塗り。ひどい。
あれなんだろう。「UFOあちら➡」って看板あったし名所なのかしら。
旧市街へ。スロバキアのガイドさんのフランチェクさん。
コンパクトにまとまったかわいい街は、ウィーンから60kmと近いせいもありマリア・テレジアに愛されました。奥に見える塔にぽっかり空いた入り口のようなものは城塞都市だったころの面影を残すミハイル門で、唯一残っている城門だそう。マリア・テレジアが「街の発展を妨げるから」と城壁を撤去させてしまったんだって。
日本橋的なのがありました。東京まで9142km。思えば遠くに来たもんだ。
個人的にこういう渡り廊下の道が好き。
フラヴネー広場。緑色のかわいい建物はなんと日本大使館です。世界一かわいい日本大使館じゃないかしら。この広場に市が立ったり、お祭りをしたり、処刑も行われたとか。
こういう変な銅像がいっぱいあります。ナポレオンなんだって。
「見つめる君(きみ)」女性のスカートを覗き見てるって…変態か。
すごく中世っぽい。
このかわいい広場はものすごく難しい名前で、もう絶対発音も出来ないしメモもできないので諦めました。ここにいる間になんだかすごい風が吹いてきて、目を開けてられないほどです。
スロベキア国立歌劇場、通称オペラ座。マリア・テレジアもここでオペラを楽しんだのかな。ここはのだめカンタービレの映画版に出てくるマルレオケのロケ地です。フランスではない、スロバキアなのだ。
そしてこちらは、レデュタホール・スロバキア国立劇場。コンサートホールです。ここの内部ものだめカンタービレで使用されました。時間がなくて通り過ぎるだけ[E:sweat01]とにかく風が強くて、コンタクトの私は目を開けていられないのです。ひたすらひたすらバスへと歩きましたが、ガイドさんが「強風の思い出ではなくて、楽しいスロバキアを思い出してくださいね~」と言ってました。
ウィーンに着きました。渋滞で結構な時間になってしまいましたが、これから晩ごはんです。
小麦団子入りスープ。あら、クヌーデルね。久しぶりのドイツ料理だわ。
人生2回目のウィンナ・シュニッツェルはやっぱり美味しくない・・・
チーズカスタードパイ。甘じょっぱい。
お泊りはインターコンチネンタルに2泊です。
明日はシェーンブルンのグランドツアーの後、ウィーン自由行動です。