イギリスに行ってきました 3日目
今日はバスで移動しピーターラビットのふるさと湖水地方でハイキングです。それにしてもこの「リラックスゆったりバス」って、いい目印になるけどちょっと興ざめだなあ。
昨日はエディンバラの旧市街を散策しましたが、今日は新市街をバスの車窓から見学してから湖水地方へ向かいます。
18世紀前半、今で言う旧市街は異常な人口過密となり、貧しい人々は地下へ地下へと部屋を作り、まともに日のささないジメジメした部屋で折り重なるように暮らしていました。
江戸時代、長屋の共同トイレでは肥料にする為「し尿」は汲み取りされ、そのあと匂い消しに香木を焚いたりしていた日本人とは違い、基本汚水は低いところへと流れ込んで不衛生な状況となり、当然ペストが大流行します。その解決策として上層階に住んでいる裕福な人々は、なんと下層階につながる通路を塞ぎ生き埋め状態にしてしまったのです[E:shock]そういう場所が発掘され見ることも出来るそうですがよう見らんわ。
そんな旧市街に嫌気がさしたのか、裕福な人々は新しい場所に新しいオシャレな家を建てて引っ越したのが「新市街」です。形式は新古典主義。華麗かつ整然としていていかにもおハイソな人がいっぱい住んでるって感じでした。
とか添乗員さんの話を聞いているうちにお昼ごはんの場所に着いたようです。
すっごいセンスのいいハンギングバスケット‼️こんなのがいっぱいぶら下がっててずっと見ていたいくらい。
いいカンジの室内。
よかった、サラダはフツーだ[E:coldsweats01]
なんだか甘いんだかしょっぱいんだかわからないソース…そしてやはりニンジン。さすがピーターラビットのふるさと…って違うわ❗️
そしてこのデザートはなんだろう。ホットジャム…❓ダイレクトにジャム食べてる雰囲気です[E:down]
バスの駐車場でミニバスに乗り換え、狭い山道をクネクネとしばらく走ると(ものすごいスピード❗️)ターンハウズ湖付近に着きました。
ちなみにミニバスはこんなの。かわいい〜[E:lovely]
ここからあの湖までハイキングです。
羊を飼っている場所なので、扉を開け閉めしながら進みます。そしていちばん大切なのは、羊のフンを踏まないこと。フレッシュなヤツもありますからね。
キンポウゲが咲き乱れて昭和の少女マンガの世界。
ジキタリスの季節。猛毒があってベラドンナと並びよく昔の小説に出てきますね。
でも毒のあるものほど美しいし、カロリーの高いものほど美味しいのは世の常です。
犬も泳いでたりして和む。
わー気持ち悪‼️来た人たちがコインを挟んだらしいんだけどゾッとする〜[E:bearing][E:sweat01]
毒々しくも美しいジキタリスのアップ。
ハイキングコースってカンジ〜とか言ってたらもう終わり。ちょっと歩き足りないんだけど、このツアーでは私ら夫婦はなんと最年少。みなさん「疲れた」とかって少しも歩いてないのに休んだりしてたので、このくらいでいいのかな。なんちゅうても私ら、ローマでは石畳を5万歩歩いてますからね〜
またミニバスに乗り駐車場に戻る途中、雨が降ってきました。よかった、ハイキング中でなくって。ここはワーズワースのお墓がある教会。
その前にあるジンジャーブレッドの有名なお店。試食させてもらって…入るの止めました。
ワーズワースのお墓。
………ごめんなさい、私ワーズワースにまったく興味がないの_| ̄|○
でもかわいい教会だった。
ワーズワース資料館。
雨がすごくて〜
ダブ・コテージと言う名のワーズワースの家。イギリス人大きいのに部屋の天井が低くて狭かった。
ワーズワースに興味はなくても、ステキな所。
そして今日の宿、「レイクサイド」。格式のあるホテルなのでロビーでもろにツアー旅行者って格好すると露骨に嫌がられるということで、ハイキングをしたにもかかわらずチェックインする時はいい服といい靴を身につけるように添乗員さんに注意された。ならどっかで着替えさせろよ[E:angry][E:annoy]
このホテルのコンシェルジュ。
メインダイニングの入り口。
ステキなホテルって廊下でもテンション上がる[E:up]
スーテーキー‼️備え付けのティーセット、ミントンだよ❗️ルームサービスでお茶頼んで外でお茶飲みたい❗️雨だけど❗️
残念ながら夕食はメインダイニングではなく、こちらの新しいダイニングでしたが、イギリスに来て初めて「これ美味しい❗️」と言えるものを食べたのでした。もちろん山のようなイモとニンジンとブロッコリーが付いてたけどね。
4日目に続く❗️