イギリスに行って来ました 2日目
ツアー初日のホテルにしてはなかなかグレードが高いホテルで、ダイニングもステキでスタッフもカンジいいのです。ハギスも食べてみましたが悪くない。ブラックプディングらしきものもあり試してみましたところ話に聞いていたより食べにくくもなく、いいじゃないですか〜
さ、観光の始まりです。それにしてもエディンバラって石っぽくて、ハリーポッターの香り。それもそのはず、j・K・ローリングがハリーポッターを書き上げたカフェはこの通り、ロイヤルマイル通り沿いにあるのです。
こういう小道がこの街っぽい。
エディンバラ城。ホグワーツみたい[E:happy01]雨が降ってて雰囲気満点ですね。
城門の両側にある騎士の彫刻は、映画「ブレイブハート」の主人公でスコットランドの英雄ウィリアム・ウォレス(メル・ギブソンが演じてました)と、彼を裏切り死にいたらしめたがその後改心しスコットランドのために戦ったジョン・ド・メンティスだそう。この映画、見栄えや面白さを優先して歴史的にはいろいろ間違ってるそうなんですが、日本で見てるぶんには面白かったなあ。
ライオンの家紋を見ると全部プジョーに見える…て言ったらスコットランド人怒るだろうなー。てか、去年行ったスペインのセヴィリアのドン・ペドロ王もレオンの王でもあるので家紋にライオンがあったっけ。
エディンバラ城は現在もスコットランド軍が使っているので衛兵さんもいますが、伝統的衣装の靴底は皮で滑り止めがないのでツルツル滑って大変[E:coldsweats01]
面白いのでみんなで写メしていたら、添乗員さんが大声で「YouTubeにUPしないから安心して❗️ww(英語)」と叫んでいました。ごめんね、ブログにはUPしちゃった。
おお、ますますホグワーツ。
ホールの天井は船形天井でステキです。
うーん[E:despair]せっかくの眺望が…
と見ると、ドッグセメタリーの文字。下を見てみると、
かわいいお墓❗️スコットランド軍の将校さん達に飼われていた犬達のお墓ですって。リアル「ペットセメタリー」…かわいがられていたのね。
エディンバラ城を出ると実は今こんな風になっています。ミリタリー・タトゥー(軍のパレード。もちろんバグパイプ&キルトです。花火もあるそう)が8月にあるんですって。神宮球場かと思った。
エディンバラ城を出て、バスの集合場所へ。ステキな街だなあ。
この電話ボックス見るとイギリスって感じする。
たいした距離ではないですがバスに乗りホリールード宮殿へ。VIPがいなければ一般公開されていますが今朝までエリザベス女王がいらしたそうで入れません。後ろに見える旗が揚がっている時はVIPがいるらしいけど、おかえりになったのだから早くしまわないと。
ここはメアリー・スチュワートが住んでいて、その恋人で秘書のリッツィオが貴族達に殺された場所。メアリーのお部屋とか見られなくて残念[E:down]
メアリー・スチュワートは結局廃位されバビントン事件で処刑されてしまいますが、結局はダーンリー卿との息子(リッツィオの子だという説もある)が子がないエリザベス女王の後を継いでスコットランドとイングランドの王になるんだからおとなしくしてればよかったのに…
スコットランドの旗と国の花アザミとスコットランドの紋章一角獣。とてもいいデザインだなあ。
ちなみにウチの近所のジブリ美術館の紋章は左上に鷹が三羽、右上にイノシシ、下部に木の下で傘をさすトトロ。
何程の距離でもないんだけどバスに乗ってカールトン・ヒルという見晴らしのいい丘へ。これは旧天文台。
これはナポレオン戦争で戦死したスコットランド兵士の慰霊の為に立てた慰霊碑…の予定でしたが途中で予算が切れ、途中で工事が中断してしまったので、今は「スコットランドの恥」と言われているもの[E:coldsweats02]
しかしながら天気も良くなり見晴らしは良くなりました。上から見るエディンバラはやっぱり石っぽいね。
またまたバスに乗り昼食へ。イギリスの食事は朝食が最高だというけどホントかな❓
前菜のハギスとマッシュポテトとたぶんマッシュした茹でニンジン。これね、マッシュポテトだけでも私の拳1つ半くらいあるのです。そして何故か味がない。ハギスがしょっぱいので混ぜて中央のビスケットに乗せて食べるのだろうけど、このビスケットがパサパサで一口で口の中の水分がなくなるので、みんな諦めていました。
そしてメインディッシュ、茹でた鶏胸肉。また茹でたニンジンとマッシュポテト⁉️そして鶏肉に味がない…初っ端から軽くジャブをくらった気分。まあイギリス旅行っぽくていいよね[E:gawk]
気を取り直して自由時間です。
街角にバグパイプを吹くキルトのおっさん。ベタだけどいい音だ。
このパブはジキルとハイドのモデルになったウィリアム・ブロディーという市会議員が住んでいた場所。昼間は街の名士で議員、夜は盗賊として18年、露見した時は驚愕しない人はいないほどだったそう。のちにエディンバラに住んでいた「宝島」でお馴染みのスティーブンソンが戯曲化してロンドンで上映されました。
エディンバラにもいた殺し屋。この殺し屋はヴェネツィアにもいた。
この旅行の少し前NHKで見たぶらりエディンバラ的な番組に出ていた記念碑。個人を偲ぶものであちこちにあります。
坂を降りてスコットランド国立美術館へ。新古典主義とかいうギリシャ風の建築が流行った時のデザイン。ここは入場無料ですが、
ダ・ヴィンチの「糸巻きの聖母」があります。世界でただこれだけがタダで観られるダ・ヴィンチです。
ここはさすが国立なだけあって、有名どころの絵がてんこ盛りで感動しまくったのですが、その中のひとつフェルメールの「マリアとマルタの家のキリスト」がどんなに探しても見当たらない。学芸員の女性に「この絵はどこですか❓」とwikiで探した絵を見せると
「オーウごめんなさい❗️今アメリカに行ってるわ❗️」
もうひとりの男性が
「そう、飛行機に乗ってブーンとね❗️」
ガ━━━━━━━∑(゚□゚*川━━━━━━━━ン!
高名な美術品ってこういうことは珍しくないのよね…
生まれてはじめて無意識に「オーマイガー❗️」と言いました。[E:coldsweats01]
私ら夫婦お得意の「ひたすら歩く旅」に出ます。
パブ「コナンドイル」。入ってみたかったけどお食事メニューばっかりみたいで、やめときました。
こういう珍しい道路は行ってみたい。
…と思ったらいつの間にか駅構内に。改札がないので即ホームでした。
駅を出たらすごい坂。
うわー、ステキな通り❗️
ステキな通りを登りきったらまたロイヤルマイル通りに出ました。面白そうなマーケットがあったので入ってみます。
元は教会だったのかな❓
手作りのものがたくさんあって楽しい。
オタクなお店もありました^_^;
ここはエディンバラでも一二を争う高級ホテルで芸能人御用達なんだって。ロイヤルマイル通りのカフェでハリーポッターの第1作目を書いたJ・K・ローリング女史はこのホテルのスイートルームでシリーズの最終稿を書き上げたそうです。人の運命ってわからない。
これでも7時過ぎ。明るいな〜
ホテルのメインダイニングは結婚式の二次会で使用中の為、違うホテルのダイニングで夕食です。
まあここも落ち着いてていい。
お、この前菜はまあまあだぞ❗️とみんなざわざわ。ガーリックトーストを和えたサラダ。
…と思ったら冷めたメイン、しかもこの盛り付けは[E:sad]ニンジンはもろに冷凍だし[E:sweat01]ちなみにウチのダンナ、ニンジンとサヤインゲンが苦手。彼は知らないが、この先ずっとこの調子でニンジンインゲン爆撃をくらうことになるのだ…
このあと出たデザートのシャーベットがまた一段とすごい「事件」だったのですが、そろそろ驚かなくなってきたよ。
ああ、エディンバラ終わっちゃった。治安も良くてキレイな街。日本にはこんな石でできた都市ってないので楽しかったです。
3日目に続く❗️