今日は湖水地方を巡り、ピーター・ラビットの作者ベアトリクス・ポターの実際の住んでいた家を見学します。
まずは船遊び。ウィンダミア湖を遊覧船で渡ります。
船着場には白鳥がヨチヨチ。
かわるがわるエサやりを楽しむ。
はじめは景色が楽しめるように甲板にいましたが、出港すると寒くて居られず中に移動。
あ、ウチらのホテルだー。ヨットで乗り付けるセレブがいるのだ。
退屈するヒマもなく蒸気機関車に乗り換えますが「乗り換え時間が5分しかないので走ってください」
ええええ〜[E:coldsweats02]
[E:run][E:dash]…間に合った…
ロックリバー鉄道へようこそ❗️ってカンジ。
15分ほどの短い旅ですが、かわいい客車に乗れて楽しめました。
しかしまたまた添乗員さんから「一緒に乗ってるグループより早くバスを出さないとお昼ごはんを後回しにされてそのあとにひびくので、一刻も早くバスに乗ってください」との指令が[E:sweat01]皆さん小走りでバスまで移動し、見事ミッションコンプリート。
やり遂げた感で一杯の乗客を乗せて昼食場所のホークスヘッドへ。
ここでお昼ごはんですね。
バルサミコのドレッシング。
すっかり冷めたパンだけどビミョーに美味しいの。
ここカンブリア州の名物、カンバーランド・ソーセージです。生肉が詰めてあるのでよーく加熱して食べます。ソーセージは美味しいんだけど、ソースがもっそい甘ったるい。マスタードでいいと思うけどなあ。
これ美味しい[E:note]パンプティングかな？
お花で飾られたかわいい村です。タウンハウスは17世紀頃の建築だそう。
あはは[E:coldsweats01]
ビアトリス・ポターギャラリー。ポターの弁護士だったダンナさんの事務所だったそうで、内装などほとんど変わっていないんだって。ナショナルトラストの人たちが運営しています。
ミニバスに乗り換えてヒルトップに向かいます。このメガネのオッチャンがまあ飛ばす飛ばす❗️ほそーい起伏の激しい山道をジェットコースターのように突っ走るのでみな無言に…
おかげで後続車を振り切って早く着きました。
ヒルトップはビアトリクス・ポターが最初に印税で買って創作活動をした家と農場で、ここもナショナルトラストが管理しています。
庭のセンスのいいことったら❗️こういう感じにはなかなか出来ないなー。
中は撮影禁止ですが係員の方が優しい英語で説明してくれます。リビングでボーッと見ていたらお兄さんがチョイチョイと手招き。「こねこのトムのおはなし」の小さな絵本の1ページを指差し「ほら、これと同じポットが描いてあるでしょ？(英語)」と戸棚にあるティーポットを見せてくれました。
室内にはかわいい雑貨や食器があちこちに飾られていて、全然見飽きない。遺言で生前と同じように管理されているそうですよ。
ポターはこのヒルトップをはじめとしていくつもの農園を印税で所有し、この地域が豊かな自然を保っていられるよう尽力しました。本当にこの土地を愛していたのでしょう、彼女の亡くなったあと埋葬した場所は彼女に埋葬を依頼された羊飼い以外だれもしらず、その羊飼いもなにも語らず亡くなったあとは、彼女は人知れずこの自然の一部になったのです。こう書くとメッチャロマンチックだけど、日本だったら屍体遺棄…
美しいお花とかわいいお家を堪能したあとは、イギリス式アフタヌーンティーをこの花いっぱいのホテルでいただきます。わくわく[E:lovely]本場モンだよ[E:shine]
…えー…なにこの無粋なティーセット…？これじゃあ映画で見るアメリカのロードサイドレストランのみたいだ。それにこれ、クロテッドクリームじゃなくてバターだよね？それによく写ってないけどこのどべちゃーっとしたサンドイッチの盛り方、なんだろう。ホテルの人たちはフレンドリーなんだけど、やっぱりツアー客なんかにいいカップ出してやらないよ、てか。
と言いたいことはてんこ盛りでしたが、大人なのでその場の空気を悪くするようなことは言わず、ツアーのお仲間達と楽しくお茶の時間を過ごしました。まあ味は(お菓子以外は)悪くないし。
よーし、これは明日のホテルで評判のアフタヌーンティーをもう一度して、カンブリア州の敵をコッツウォルズで討つ❗️と心に決めたのでした。
5日目に続く❗️
