イギリスに行ってきました 8日目 前半
寝てしまえば高級ホテルもそうでなくても一緒だな。朝ごはんが意外に充実していたので機嫌を直しつつ、今日は大英博物館を午前中見学したら午後はフリーです。
ここって入場無料なの。維持費は寄付とグッズの売り上げで成り立ってるそうです。すごいねぇ。
グレートコートと呼ばれる入り口は暑いっ[E:coldsweats02]影がとってもステキだけどね。
先日見た「ナイトミュージアム」ではここが舞台だったよねえなんて言ってたら
あはは[E:happy01]これこれ❗️
ここの収蔵品は膨大な数ですので、抜粋してみていきます。
展示室入り口にいきなりドーンとそびえるロゼッタストーン。この石から古代エジプト文化が解明されたと言っても過言ではありません。
この石には上からヒエログリフ(神聖文字)、デモティック(民衆が使う文字)、ギリシア文字の3言語で同じ内容が書かれていた為、これの研究により飛躍的にヒエログリフの翻訳が進んだ為なのですが、よく気が付いたもんだ。
早く見たいところですが、先にお隣の古代近東コーナーへ。
おお、アッシリアって感じ❗️
このヒゲの生え具合がね。この辺りは「王家の紋章」で昔からお勉強しています…ふふふ
すごい迫力
ステキな模様。こういう模様がシルクロードを通って正倉院文様に影響を与えているのね…
ライオン狩りのレリーフ。こんなにたくさんのライオンがいたの❓ちょっとショックな図柄にググッときてしまいますが、儀式的側面もあったのです。
貢物を持った使節の挨拶を受ける王のレリーフ。
ものすごい大行列を成しています。王の権勢を誇る作品ですが、治める民族が変わると王の顔の部分が削り取られます。
大英博物館にあるこういった収蔵品は当然現地から持ってきたもので、「掠奪収蔵品」とかいう不名誉な呼び方をされる場合もあり、正直私もそう思います。
が、ISなどにより遺跡の破壊活動が進む中(この旅行の少し前にイラクの博物館が襲われ、博物館長が殺害され収蔵品が破壊された事件がありました)、そういった政情不安定ではない場所で人類の宝とも言える遺跡の一部を保管するという皮肉な結果が本来の「植民地からの掠奪」を超越してしまった現在の世界情勢に悲しみを覚えます。
ギリシア、ローマコーナー。
パルテノン神殿の破風の一部。うーむ、前述を翻すようだがこんなの持ってきていいのか…❓
古代ギリシアのこういった彫刻には彩色が施されていたのを職員の手で剥ぎ取ったらしいです。なんで⁉️それはアウトでしょう[E:ng]
これもパルテノン神殿の破風の一部、セレネ(月の女神)の馬。
やはり宗教が変わると顔を削られたり首を落とされたりする。
エジプトコーナーに戻ってきました。ラムセス2世像。あのアブ・シンベル神殿を造営した人で、200人くらい子供がいるっていうすごい人。
中でも1番私が好きなエピソードは、ミイラをフランスで修理(❓)する際にパスポートも発行され、職業欄に「ファラオ」と書かれたこと。それなら「修理」ではなく「治療」かな。エジプト人に怒られる。
なんとツタンカーメンは日本に出張中なのですよ[E:bearing]
ラムセス2世神殿の王名表。
バステト女神像。
ネコのミイラ。大事にされてたのね。
木棺と
ミイラ。えーと、日本人的メンタルだとちょっと抵抗があります。ヨーロッパの方は「ボディ」だけども私らは「ご遺体」とお呼びするので…
副葬品の数々。かわいいです。こういうののコピー商品だったら欲しいけどなあ。
びっくりしました
「この美しい金細工は実はレプリカで、本物は日本に行ってます」とガイドさんが言うと全員から漏れる失笑[E:coldsweats01]
ポーセリンコーナー。
意外にもポップな色柄のものもあって、復刻版が欲しいねえと女性陣ので。ここだけで2時間はいける。
目つきの悪いシーザー
岩明均の「ヒストリエ」チックなモザイク。
ダムダム‼️とは言ってなかったけど「ナイトミュージアム」の人気キャラ(❓)にも会えたし楽しかった[E:lovely]
しかしまだ見ていない場所の方が多いので、いつかまた来て残りを制覇したいです。
観光用水陸両用車。
閉まってるけど一風堂。
セントジェームズ宮殿へ歩いて行きます。
アン王女がお住いのセントジェームズ宮殿。私たちが見たのはほんの一部ですが、入り組んだ作りになっているそうです。
さらに少し歩くと
バッキンガム宮殿。衛兵交代の時間にちょうど来られましたが
衛兵さんたちは今日はお休みだそうで(そんなことあんの⁉️)騎馬警察隊の行進です。残念だけどこれはこれでレア。
さて、これからお昼ごはんを食べていよいよ自由行動なのですが、長くなっちゃったので後半へ続く❗️