ここのホテルは朝食が美味しくて有名なのです。たしかにすごかった‼️このポスターに偽りなし。
特に小さいバゲットで作ったオープンサンドが何種類もあって今日だけでは食べきれないので、明日違うの食べなくちゃ。
しかし、いつものように軽装で朝食に向かったアホな我々は、この奥ほとんど外(てかガチで外)で朝食の順番待ちをすることに。焚き火風にガス焚いててめっちゃオシャレなんですが寒い。
ここで食後色々な種類のコーヒー豆を自分で挽いてドリップして部屋にテイクアウトできるというステキなシステムなんですが気温1℃。入れるそばからぬるくなるの。
順番待ちが終わり席に通されたらなんと入り口前。換気のためドア開けっぱなしで寒風吹きすさぶ。
何か温かいものを飲んで暖まろうとカフェオレとスープを持ってきたけど、そもそもカップがこれまた換気で開けてる窓の前に置いてあるので氷のように冷たく、供して1分も経たないのにぬるい。
ここ設計した人、フロリダかどこかの出身の人かな❓京都の冬をナメたらあかんよ。
明日はダウンコート着てくる事を固く誓う。
深草少将の百夜通い…ウザイ男の求愛を断り切れないので無理難題を言ったら満願かなう寸前で失敗するってかぐや姫みたいですね。
肺炎で、あるいは雪に埋まって凍死、とかいろいろパターンあるそうですが、世阿弥などの創作や伝説ですので、なんだよヤワな男だなとかセレブなんだからこの辺に適当な家借りて通ったらよかったじゃん、などと辛らつな意見を述べるのはやめて、ロマンチックな気分に浸るのがよいかと。
残念ながら本殿は修復工事中で観られません。令和11年の門跡宣旨800年記念事業のためらしいです。そのときまた来ればいいか。
そのせいかあんまり人いないのね
ステキな襖絵
鳥が好きなのでつい目がいく
応仁の乱で焼け江戸時代ちょい手前で再建されたので絵は狩野派が多いようです
ここが正面玄関なのかな
おおー
すごい極彩色の襖絵!「極彩色梅匂小町絵図」。だるま商店という2人組のグラフィックデザイナーの2009年の作品です。小町の一生をこの4枚に描いていて、実際この前に立つと自分の周りが光る気がするくらいすごい迫力です。
美しい庭に佇むお堂
小町堂という納骨堂でした。パンフレットは品切れ、すごい人気なのかしら。美しい私もここで納骨をお願いしようかしら… ベチッ(;゚□゚)ノ☆)з゚)ヌォ
逆光ってヒーロー感あるよね
こちらが正面入り口なのかな
覗いてみたら青いようなきれいなお水でした。
唐突な小柴垣を通ると
あー
ラブレターって捨てにくいよね
愛の捨て場にふさわしく殺風景極まりない
これが深草少将が握って死んでたという設定の榧(カヤ)の木。Wikipediaによると「成長は遅いが寿命は長い」。なんでロマンチックな物語に雅趣の少ない木を選んだのかな。お花とかモミジとかじゃだめだったのかな。
焚くと虫よけ、実は漢方薬で駆虫薬。オレは虫だったのか…?てわけじゃないよね。
歩いてすぐの勧修寺へ。
前に来たことあるような気がするのよねえ。
まいっか
ツワブキがかわいい
黄色のツワブキと苔の緑、紅葉がナイスコンビネーション。
季節のいいときはここでくつろぐのすごくよさそう
蓮の季節に来たらここは天国のようでしょうね。
滝があったんだなあ
そしてこれが立札に書いてあった昭和10年建設の観音堂。父は昭和11年生まれなのでほぼ同年代。
楓のほかにアジサイや桜など四季それぞれに美しく花が咲くようです。
うっ、ここ!「この先危険なので自己責任で通ってください」ていう立札があったと思うよ!
ダジャレで台無し~💦勧修寺式灯篭と呼ばれてるらしい。
樹齢750年のハイビャクシン。灯篭埋もれてる。
この木のおかげで植木ペディアというサイトの存在を知りましたw
なんか妖怪みたい
全貌が見えない
明正天皇は後水尾天皇と二代将軍秀忠の娘和子(東福門院)の娘。父の後押しもあり、さぞや華麗な建物だったのでは。
正面に見える階段の手すりは1本の木から削り出したもので、カーブの部分も接ぎ木ではないそうです。さすが見えないところにも贅をこらしている。
さて電車に乗って宇治に向かいます。ダンナの大好きなアニメ「響け!ユーフォニアム」の聖地巡り。
ここは六地蔵駅ですが、さっそく。この駅もアニメに登場しています。
散策の前に黄檗駅で降りて「インド&ネパールレストランPANASH」でおひるごはん。
ところがここでダンナの一番苦手な事件発生。13時過ぎだというのに店内満員で、待ちなのです。ほかのお店に行こうにも近隣の地理に疎いし、時間が時間だからすぐ空くでしょ?と待つことに。
結局10分少々しか待っていないのですが、お店でセットをオーダーしたらサラダかスープか選ぶところ両方持ってきてくれて「サービス」とにっこり。カレーも美味しいしいいところで食事したなあ。(単純)
宇治に着きました。相変わらず神殿みたいな駅。そして今日はいつもとは反対側に歩いていきます。
フェスをやっているようですが人少なくないですか。土曜日なのに。
お茶と宇治のまち歴史公園にある交流館茶づな。
ここにも「ユーフォ」。
すごくきれいな建物で、抹茶を挽く体験とかできるみたい。こういう公的な施設には珍しくといったら失礼だけど、ステキなカフェとかあってなかなか魅力的。
周辺には宇治川太閤堤などの史跡があって、それらを見ながら河原を歩いて、
さわらびの道へ。おお~紅葉まだまだきれいじゃないですか。
当然宇治十条は読んでるけど、本編に比べたらキャラがあんまり立ってなくて。
けっして大きくはないけど、独特の雰囲気を醸し出してる。
手水も独特。左側で汲んで、右側で手水を使います。
ウサギのグッズが多いのです。来年兎年だし、昔宇治は兎道と書いていたらしいから。
この辺は歩いてるだけでうきうきする。
マンホールまでモミジ
じっくり読みながら歩くのも楽しそう。
宇治神社。古事記を勉強していた時「ひどい名前だなあ」と思ったのですが「ワキ」は「若」が訛ったものだそうです。ごめんね。奈良時代、反逆者はひどい名前に変えられる場合があったので。
茅の輪があるね。大祓ではないのでくぐりなおす必要はないそうです。
兎の手水。かわいい。
有名な福寿園。
ここで文字通りお茶します。
2Fのカフェ、茶寮FUKUCHA。
西日が当たらないところに案内してくれました。
パフェ~❤ウェルカムドリンクは美味しい玉露、そして次に出されたほうじ茶も香ばしい。
はらごなししないと晩ごはんが入らないからね。
井の頭の池にいるのはカワウだよ。
すごく絵になる
「あそこ!あのでっぱったとこ撮って!」
とダンナが騒ぐので不審に思っていたら、お祭りの時にここに座るシーンがあったんですと。浴衣でこんなとこ座ったらお尻が汚れるよ。
このうっそうとしたところが主人公の住んでるマンションがある場所。
宇治市観光センターには
入り口からこれで
推されてる推されてる
「隣にベンチ置いとけば一緒に撮れるのになあ」
レアグッズ~
ホントはこっちの福寿園でお茶する予定だったらしい
聖地のベンチ
「あっあのポンプ小屋一緒に撮ってよ」はいはいと。
ピークアウトしてるとはいえ、なかなか見ごたえありましたぞ。
いったんホテルに帰ってひと休みして、二条城近くにあるラ・プラージュ・ドールで食事。2年前くらいに来たことあるんだよね。再訪です。
ここの生牡蠣めっちゃ美味しいんですが、何となく頼んだブッファラ(水牛)のカプレーゼめっちゃウマ!水牛のモッツアレラチーズってこんなにつやっとつるっとしてるんだ。
そしてこれがお目当ての生牡蠣。産地ごとに札が付いています。ここはレモンでつるっと食べて、感動。
余談ですがジンジャーエールが美味しい。能勢ジンジャーエールっていうんだって。ホントだったらワインとかでマリアージュがなんたらかんたらっていうところお酒は飲まないのでジンジャーエールなんだけど、牡蠣とよく合う。
一生の不覚、アヒージョ撮り忘れた( ノД`)シクシク…縮んでない牡蠣最高でした…
そしてこのカキフライ!でかい!うまい!熱い!レモンやタルタルもいいんだけど、生牡蠣についてきたヴィネグレットソース(ワインビネガーとエシャロットのみじん切り)をちょいとかけるとものすごいしゃれた味に。
シメは悩んだけどムール貝のオイル生パスタ。アヒージョ食べてオイルパスタ?胃がもつかしら?と思ったけどオイルってほどオイルじゃなかった。そういえばムール貝久しぶりに食べたらベルギーを思い出しました。
大満足でホテルへ帰ります。
すごく寒かったからお風呂にゆっくりつかろうっと♪とバスタブにお湯を入れたが…お湯、細!!ちょろちょろですがな。昨日はシャワーだけだったから気が付かなかった。いや、なんならシャワーもショボショボだったけどエアインシャワーとかいうやつだからこんなもんかな?と思ってました。
結局20分くらいかけて溜めましたが、身体が冷えてるのでお湯がすぐぬるくなって…というか溜めてる間に冷めてるんで熱いお湯を継ぎ足してもぬるい。
てかこのホテル、大浴場があるのですが、ホテル出て一般道を渡ったところにあるのでちょっと寒いし作務衣恥ずかしいし激込みでロッカーの前で並ぶっていうしやめといたんですがこれは厳しい。大浴場へいらっしゃいってことかな?
3日目につづく!