さて2日目は北野天満宮からスタート。ネットの紅葉情報では「見ごろ」となっていましたが、どうでしょう。
「御土居」は豊臣秀吉が境界と水防のために築いた土塁のことで、その一部がここに現存するのだそうです。ビッグネームのせいかちと高い・・・が、中の茶店で茶菓の振る舞いがありますので、ま、いっか。
200本の紅葉がある上、三叉の紅葉という大木があるそうなのです。
わあ、きれい!なんだか修善寺みたいだなあ。
三叉の紅葉です。まだまだ美しい。樹齢400年、土塁が築かれたとき既に自生していた計算になるようです。すごいなあ。
あはは、ねこの足あとがついちゃってる!この上の方もずーーっとついてておもしろかった。
ここでお菓子とお茶がいただけます。鶴屋吉信の「つばらつばら」に似た感じのお菓子でした。
うわー、もう来年の干支の絵馬がかかってる。なんかアセるなあ。 ここからちょいと出て、平野神社に行ってみます。 ま、当然といえばそうなんですがね。こういうの見ると、ひたすら気を付けようと思いますね。 すぐご近所です。ここは桜で有名なんですね。 すごい種類だなあ。知らないのばっかり。いやー、ぜひ春に来たいです。 なんとかうまく撮れたっぽい。寒桜が咲いていました。さびしい感じのする桜です。 ・・・京都は犬とは来られないです。 上七軒を通って行きます。知らなかったけどここも花街なんですね。 雰囲気のある街並み。 千本釈迦堂に着きました。 おかめ納豆とかの「おかめ」って、ここの観音様発祥なんだって!(・oノ)ノ知らなかった~!!ちょっとWiki読んでみてくださいよ! ここの本堂は国宝です。応仁の乱でも焼けず、洛中で最古の建物らしい・・・が、内部に折り畳みテーブルや奉納のお酒なんかが置いてあったりして、なんだか「町内のお寺さん」という親しみやすいのです。柱についた槍の跡なんか、みんなが指を突っ込んだのか、つるつるになっていました。 西陣を通って晴明神社に到着。2年前来たときはゆっくり見られなかったので、今日はおさらいというかんじでしょうか。 なんでここ、来るたびに工事しているのでしょう? あれ?こここんなに整然ときれいだったっけ?それにあのモモは向かって左側にあって、左の銅像はなかったような気がするよ?っと話しつつ銅像の裏を見たら、やはり新しいものでした。 そのあと、大徳寺へ。この金毛閣が、例の千利休の銅像が飾ってあってその下を秀吉が通るの通らないのでおおもめにもめて結局切腹させられちゃったっていう建物ですね~?観光タクシーの運ちゃんがお客さんに説明してたのを立ち聞きして「おお~ここか~!」と感動。 ここさー、ああしちゃいかん、こうしちゃいかん、はいっちゃいかん、拝観謝絶、ってちょっと小うるさいんだよね・・・。 方丈は国宝で、唐門は聚楽第の一部だったものでもちろん国宝、庭園も小堀遠州作、とそれは素晴らしいものばかりなんですが、なにせ説明が長くて・・・ここだけでかなりの時間を使ってしまいますので、時間に余裕のない方は気を付けましょう。 大徳寺には多くの塔頭(たっちゅう)があり、それぞれに素晴らしい歴史がありますが、これまた多くが「拝観謝絶」。その中において、ここ高桐院(こうとういん)は細川忠興やガラシャのお墓を見せてくださる貴重な塔頭です。 千利休が「この灯篭、日本一!」と言っていたもので秀吉が欲しがっていましたが、死ぬ前にさっさと忠興に譲ってしまった灯篭。まー、モメてることですよ。 サライネス著「大阪豆ゴハン」の中で「灯篭の世界にもポルシェとかカウンタックみたいなのがあるらしいで」とありましたが、これなんかランボルギーニ? JRのCMにもでてたんだねえ。 細川家のお墓。 ちょっと疲れたので、参道にある「カフェ ドゥ モン」で一休み。大徳寺納豆のはいっているカヌレが名物みたいだったけど、栗のタルトとカフェオレを味わいました。 このあと、トラブル発生!ま、京都に行くたびにいろいろあるんですが、今回は乗った京都駅行きのバスが大回りした上に四条河原町と駅前の渋滞で時間がギリギリになっちゃって、新幹線のホームまで走った走った(;´Д`A ```お弁当も、おみやげも買えなかったよう。゜゜(´□`。)°゜。ドライブ気分で楽しかったんだけど、やっぱバスはあてにならないね。次回の教訓としましょう。 以上、歩きまくった京都の紅葉旅行でした。