新宿ピカデリーで「響け!ユーフォニアム 〜誓いのフィナーレ〜」を観てきました。松竹と言ったら私らの世代では寅さんなのですが、本編が始まるまでの予告で松竹アニメだらけで(^_^;)私達にとってはあざーすですがね。
昨年全日本コンクールへ出場した北宇治高校吹奏楽部に新入生たちが入部してきた。2年生になったユーフォニアム担当の黄前久美子は1年生の指導にあたることになったが…
まー、キャラのたった1年生ばっかりでびっくりです。それで「指導係」…私が1年生だったら即刻退部しているかも。
今作でもそうだし、他のアニメでもそうなんですが、なんで主人公が2年生になったら「とんでもない1年生登場」的描写になるのだろう。1年生はかなり委縮しているのでここまで色々なことは起こらないもんですけど、私の時代とは違うのかな。まるで事件のためにむりやり設定されたキャラに見えてしまいます。
私は茶道部となぎなた部と、コーラス部にお助け部員で掛け持ちしてたんですけど、いつも楽しかったけどねえ。先輩も後輩ものんびりしてて、こんなに心をひっかかれるような物言いなどはされたことはないんですけど。まあ、こんなまったりした学園生活では多くの観客を呼べる映画は作れないですけどね(;^_^A
それにしても、なぜこんな個人的にプレッシャーの重い曲を選曲したのか。私が選曲する立場ならば、この曲は選べない。高校生の心と身体はとても不安定で、しっかりした技術を持っていても大変なプレッシャーの中では思わぬハプニングがあるもの。せめてもう少しソロパートが少ない曲を選択するべきではなかったのか、ここが本当に疑問です。
そうはいっても、スピンアウト「リズと青い鳥」で抑圧していた才能を一気に開花させたオーボエのみぞれちゃん、やっぱ素晴らしい演奏だ~‼ソロパートで総毛立ってしまったよ。瑞々しく、目の前で花が咲き乱れるようないい音でした。
今年は残念な結果でしたが、有終の美を飾るべく久美子ちゃんの活躍が待たれる次回作です。今度はどんな曲なのかな?すっごく楽しみです。