ここの旅館は朝ごはんが好評だとは聞いていましたが、本当でした。手作り感満載!
梅干しや香の物があるのに私がパン食にしたのは何故か?それはここの女将さんの手作りジャムがおいしいと聞いていたからで、ホントにおいしい。スープも手作り、玉子は目玉かスクランブルか聞いてくれて、その場で女将が作ってくれます。
気持ちのこもったいい朝ごはんでした。
コーヒーもおいしくて(普段うちのコーヒーが一番おいしいと思って飲んでいるのでホテルのコーヒーは大体まずい)、しかもごま豆乳プリンのデザートがついててうれしい。「わーいデザートついてるんだ❤」と喜んでいたら、女将さんが「デザートは大事ですよねっ」って。
あと、さすがもと割烹旅館だけあって器が豊富。いつもの旅先の朝食ビュッフェはどうでもいいお皿だもんね
チェックアウト後、旅館の近くにある温泉神社に立ち寄りました。
濃い~温泉がたらたらと。
温泉神社という気やすい名前とは違って現宮司はなんと八十五代目、創建は673年!おみそれいたしました。
だけど御朱印は限定ということもありカジュアルでした。
出発してほどなく、「いわきの洗い越し」という場所に到着。これ、れっきとした道路らしいのです。えーと、内郷白山河川道路というそうです。道路が途切れて見えますが、水の中をざぶざぶと走って渡ります。
私が運転していたのでダンナにスマホで川を渡ってるところを撮らせたのですが、後から見たら何を考えていたのかダッシュボードばかり撮っていました…使えねえな…
ダンナに運転させて橋の上から動画を撮ろうとしていたら、バイクのお兄さんたちが「もう帰るの⁉もっとあっちのほうまでいけるからゆっくりしていけばいいのに」と言ってくれましたが、「そうしたいんですけどこの後行くところもあるので」と言いつつもう一回渡った画像を撮っておさらばしてしまったのでした。
5分ほど走ると何とも素敵なお堂が。願成寺・白水阿弥陀堂です。
国宝です。
手前左右に池があり、カエルがケロケロ鳴いてて田舎育ちの私には心地よい響き。
うわー、風格。檜皮葺ではなく杮(こけら)葺きです。中に入るとテープではなく、係の方がタイミングを見計らって説明をはじめます。内部も外もすべて極彩色の装飾が施されていたそうですが、一部再現されているほかは剥落していて、でもこちらのほうが枯れてて素敵。
本尊の阿弥陀様は寄木造漆箔。両脇に持国天、多聞天がイエイ!と立っていてフォーメーションも美しい。
たたずまいは女性っぽいのに、御朱印は雄々しい。
近隣にあるパワースポット白水常盤神社。
ほほう、夫婦円満とな
祭祀が行われてないときは雨戸を立ててあるようです。
阿弥陀堂の江戸末期に焼失。地域のお寺さんという風情でした。
せっかくここまで来たので、時間が差し迫っていますが「花見山」に立ち寄りました。
高野花見山は 実は帰宅して調べてから気が付いたのですが 本家花見山は福島市のほうにあり、こちらの花見山はもと炭鉱跡でしばらく残土置き場になっていたところを、こちらにも花見山のようにお花を楽しめるところがほしいと花好きのオーナーさんが8年かけて整備したところなのだそうです。
しかし広さは3万坪、東屋などは倒木を利用して作り、園路は広く傾斜は緩やかで見やすく、なかなかに美しいところでした。
藤は私のいた北九州でもGW頃に見ごろだったのを覚えているのでもうちょっとですね。
ハナモモやちょっと時期を超えてしまったけど枝垂桜もあちらこちらに。桜や枝垂桜などは4月の初旬頃がみごろだったようです。花は盛りに、月はくまなきをのみ見るものかは。
緑の桜が咲いているという説明を受け、まよいつつ到着。御衣黄桜です。
北九州の森林公園に幼稚園の頃遠足に行き、「これが緑の桜だよ」と先生が教えてくれました。懐かしい。
ヤシオツツジというのだそうですが、たくさん植えてあります。
はなみずきはこれから見ごろ。
チューリップかわいいな。上に植えてあるのはツツジですが、まだ咲き初めのようですね。2年前にここには芝桜が植えてあったらしいのですが、全部ツツジに植え替えたようです。多分見頃は来週以降ですね。GWだもんね、それに合わせていきますよねえ。
ふむ、ここは私どものように時間がなくてタターッと見るところではなく、お弁当を持ってきてゆっくり花をめでながら食べるところですね。できれば福島市に行って、本家花見山も見物してみたいものです。
ここからいわき中央ICのそばのガススタでガソリンを入れて常磐自動車道に乗ってライブへGO!しかしICまで行くのにカーナビがものすごい山の中の一本道をナビしたんだけど、ここらへんの人ってあんなすごい道を使ってICに行くのかい?てくらいの道でした。
そういう道をぐるぐる走り回っていたらすっかり遅くなったうえに、これからライブが終わるまで何も食べられないので軽く腹ごしらえしてから行こうと入ったSAのレストランがモノノフさんでいっぱいになってて結構時間をロスしてしまい、その上駐車場が分かりにくくてグルグルさまよい、やっと見つけた駐車場からライブ会場が坂道を徒歩30分以上というちっこい事件が次々に起き、ライブにはギリギリに間に合ったのでした。ああ疲れた。
ライブ終了後、いつもだったら最後のフィルムまで見て規制退場を待つのですが、今日はちょっと早めに出ていわきのホテルに向かいました。チェックインはモノノフさんであふれてました(;^_^A
やはり今日も疲れているので居酒屋とかレストランとかいう気になれず、コンビニで軽いものを買って客室でたべました。昔は暑い京都を一日歩き回って夕食はホテルの鉄板焼きとか行ってましたが、今じゃちょっと考えられないなあ。
明日に続く!