推しのピアニスト、反田恭平氏のピアノリサイタルを聴きにサントリーホールへ行ってきました。(ポスターは札幌公演のものです)
予約した時はまだ第5波が始まってなかったのですが…しかしホールはまだ予鈴が鳴ってもいないのに驚くほど静かで座席はひとつおき、係の方が注意書きのフリップを持って歩き回っています。
今日はすっごく暑くて日中なんと36℃∑(゚Д゚)ですが、着物着る人あるあるで暑い日用のいいお洋服&靴を持っていないので、気合いで薄緑色の麻着物と白い夏帯で。よく考えたら何着ても暑いんだったら着物でも同じ。ま、ほとんど屋内だしね。
今回はオールショパンプログラム。ショパン国立音楽大学で学んでいる彼の集大成ともいえましょう。あと、なんと彼は今年行われるショパンコンクールの予備予選に勝ち残ったので、その布石ともいうべきか。今年の秋は心臓に悪そうです。
曲目は、
②ワルツ第4番 ヘ長調 作品34-3 「華麗なる円舞曲」
私が発表会で弾いたのは「変ホ長調作品18」の方。華麗なる円舞曲作品集の中では34と18が有名です。
④バラード第2番 へ長調 作品38
⑤アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ 作品22
出だしはゆったりとした木陰のキラキラした木漏れ日を思わせる…大好き‼️
⑥マズルカ 作品56
「葬送」って小さい子でも知ってる有名な曲ですが、通しで聴くのは稀な珍しい曲ですね。途中曲調が明るくなるんだよ。
アンコールももちろん全てショパンで
①ラルゴ
でした。
特にアンコールの「英雄」は演奏始まるとみんな「えっ、これホンチャンのプログラムで弾くような曲…❗️」とハッとしていました。
実際「英雄」は昨年はじめの「ピアノの森コンサート」のプログラムに入っており、その時は正直出来が微妙に感じたのですが、今回は完璧。力強く堂々たる演奏でした。