OKANOはお気に入りの着物屋さんで(と言ってもバンバン買ってるお得意というわけではない)、垢抜けたセンスの商品がちょっとだけ私の着こなしにこなれ感と都会的エッセンスを与えてくれるのです。「ちょっとだけ」だよ⁉️
以前はGINZA SIXの中にあり、銀座にはよく行っていたのでそのついでにちょっと寄っては福岡出身のイケメン店長さんと九州弁でおしゃべりしたりしていましたが、最近六本木のアークヒルズに移転してしまいました。
田舎のネズミは六本木みたいな都会にはよう行かんわ〜…とすっかりご無沙汰してしまったところ、私の好きな半幅帯をたくさん揃えたのでどうですか、と。予約制で混み合わないし、じゃあと重い腰を上げて、最近五十肩も痛いけどまあまあだから着物で行くことにしました。
5月はまだ袷だけど今日は暑くなる予報だったので単の塩沢紬。なんかこれ、工事現場のベニヤ板みたいな柄なんだよねえ。帯は「絶対これ締めて行く」とはじめから決めていたOKANOさんのセールで買った(お買い得だったわー)博多織で、なんとウィリアム・モリスのデザインの柄。
なにせ久しぶりの着物だし、行き先が着物屋さんなので早めに着付け開始しましたが、意外に早くできて一安心。予約の時間に余裕があるのでのんびりゆるゆる歩いて行きました。
久しぶりに店長さんに会って挨拶などしていたら、先に来店されていたお客様が
「あらっ❓あなた先程溜池山王駅で乗り換えしてませんでしたか❓」
「はい、いましたよ」
「ステキな着物を着ている人がいるな〜と思って後ろから写真撮っちゃったの、ごめんなさいね〜💦」
えーーー全然気がつかなかった‼️これだから着物着てる時は油断しちゃダメなんですよ。外股でバタバタ歩いてなかったっけ❓お太鼓曲がってなかった❓と焦りまくる((((;゚Д゚)))))))
店内はステキな半幅帯や夏物でいっぱいだし、他のお客様やお店の方とおしゃべりしたり、いい気分転換になりましたが、やっぱ都会は疲れる。普通だったらここからぼちぼち歩いて国立新美術館とか行くところなんだけど緊急事態宣言でどうせ閉まってるし、用事が終わったらサッサと帰ってきてしまいましたとさ。