お次は上野の国立美術館で「ハプスブルク展」です。最終日が迫ってるので人多い❗️
でよく考えたらほとんどがウィーンの美術史美術館からの展示でして、2回行ったやん。このマルガレータさんにもその都度会っとるやん。とは言いつつやっぱりベラスケスの筆致はすばらしい。
ちょっと離れて見るとものすごく細微にこだわって描いたように見えますが、近づいて見ると意外に大胆な筆遣い。見ても見ても飽きない。きっとこのお見合い用肖像画を贈られたレオポルト1世も「あー、大きくなったねえ」「もう少しで来るねえ」てな感じで待ってたのかな。実際このお二人は仲良く過ごしていたらしいから。
マルガレータ・テレサは傑作「ラス・メニーナス」で登場し、何枚も成長に合わせて肖像画を見ることができる、しかもその作者が超ド天才のベラスケスという、しかもご両親や弟も描かれてるし皆の記憶に残る希有な存在だと思います。
絵だけではなくて甲冑の展示もあり、これがまるでアニメか同人誌かっちゅうくらいのデコラティブなデザインでして、ぜひこれをイケメン俳優…そうねえ…イギリス人だけどトム・ヒドルストンとかどうかしら…もうちょい若い方がいいか…ジェイク・ジレンホール…とかいろんな妄想に駆られること間違いなしですよ。
