今日はゴッホ美術館→アムステルダム国立美術館→キャナルツアーの予定。
ゴッホ美術館は団体は予約制。9時の受付なので少しあたりをプラプラして過ごしました。
ゴッホ美術館。人気の美術館なので人の流れをよくするために撮影禁止です。収蔵作品も豊富で素晴らしい[E:#x1F495]
ひねた学生時代のひねた課題、オランダ時代の暗ーいゴッホ、パリで点描画っぽくなって、浮世絵を取り入れてみたり、アルルでゴーギャンを待ってるウキウキ気分、晩年ミレーの模写などやってみたり、生まれてくる甥のためにお花の絵を描いて…と人生と絵を同時に追いかけられる展示はすごく切ない(T ^ T)
フェルメールが3点あって、この「ミルクを注ぐ女」は今月25日には日本のフェルメール展に行っちゃうのでギリギリ見られました[E:#x1F4A6]
「恋文」は過去盗難に遭いました。帰ってきてよかった。この絵は近々大阪でのフェルメール展に行ってしまいます。 なんでこの奥様はギクッとしてるの❓そしてこの召使いの訳知りな顔。「うっふっふ、奥様、あの方からお手紙でございますよ❤️」「なんであんた知ってんの❓」的な。ホントにフェルメールの絵はドラマがある。
「デルフトの小道」は珍しい都市景観画。
東京でのフェルメール展は過去最大規模8点の展示だそうで、ますますフェルメールの人気は衰え知らずです。
オランダの至宝レンブラントの「夜警」。ニスが劣化して黒くなったためこの名がつきましたが、修復したら昼だった[E:#x1F605]
この絵は特別扱いで、緊急時はこの羽目板を外し
この黒い金属板を外して脱出させる手筈になっています。
「夜警」はなんと市役所に移される時あまりに巨大な絵のため展示場に入りきれず左右と上部分を切り取ったのですが(私だったら迷わず建物を壊す)、弟子が元絵を模写していました。弟子、グッジョブ‼️
オランダの絵画って宗教や貴族から解放されて発展したので、こんな陽気な酔っ払いオッチャンの絵があったりして楽しい。
静物画も豪華〜。「ウチはこんなすごい銀器やガラスを持っててこーんな珍しい食べ物もいつも食卓に並ぶんでっせ」ということ。
ゴッホの自画像もあります。
なんとこれ、ドールハウスです。ここはドールハウスの部屋。こんなの欲しい~
焼物の部屋。そして気持ち悪い燭台。私の持っているロイヤルコペンハーゲンのフルレースのティーポットの注ぎ口の付け根にもこういうのがついてて、これがセンスがいいのかどうか理解に苦しむ。
工芸品の部屋。すごい象眼のテーブルです。
アクセサリーの部屋。この指輪はちょっとアガットみたい。
時間がいくらあっても足りません。お名残惜しいですが行かなくては。お昼はオランダの伝統料理をということですが、悪い予感しかしない。
歴史のあるレストランなのだそうです。
インスタ映えからはるかに遠いところにある落ち着いた色彩と、オランダ人の忍耐力をひしひしと感じることのできるアレな味…エルテンスープとニシンの甘酢とライ麦パン。
マスのグリル。レモンをたっぷり絞れば…えーと。
食事の後バスで移動するのですが、まだバスの時間まで少しあるらしいので、ガイドさんが寄り道してくれました。ステキなタイルの小道を入っていくと、
いきなり広い中庭のようなところに出ました。ここはベギン会修道院跡。正確には修道院ではなく住んでいた女性たちは互助会のようなものを結成して仕事を持ち私有財産も許されここを出れば結婚もできる、宗教とともに生きる女性の集まりでした。すごく進歩的です。
気をとりなおしてキャナルクルーズです。東京駅のモデルとなったアムステルダム中央駅の前から出発。
天気も良くて気持ちいいー
船長さんは運河が狭くて船が多いので色々大変なようでした。
ボートハウスは2500棟。
跳ね橋はゴッホの「アルルの跳ね橋」にも影響。
あっという間の1時間でした。
2時間ほど自由時間があります。 今年の4月から6人以上のグループによる市街地のガイドツアーが禁止され罰金が課せられることになりましたので、ガイドさんのリコメンドも受けられません。 また、オランダは本当に平らな土地なので自転車が多く、自転車専用道があり、本当に自転車優先なので、添乗員さんの言葉を借りれば「気をつけないとひき殺されますよ⁉️」そういうところで慣れない観光客が団子になって信号を守らないようなことがあるとこういうことになるようです。
工事用フェンスにいろんな国の「ようこそ」。
今晩地元vsギリシャのサッカーの試合があるので、広場に続々とサポーターが集結し、
警察も出動です。
美しい市庁舎。初めての海外旅行でフランスのトゥールに行ったとき「こんな美しい市庁舎があるとは」と感動したけれど、意外とたくさんあるね。
運河は陸から見てもステキ。
ムント塔の近くに
花市場。チューリップの球根がたっくさんあって欲しいんだけど、日本に持ち帰りできるかわからないので我慢。1つ1ユーロくらい。
レンブラント広場では隊長と握手できます。
時間が中途半端に余ったので、予定を変更して寄り道。
帰ったらガーデニングがんばる。
アンネ・フランクの隠れ家前バス停。アムステルダムにまた来るとは断言できないから、無理しても来たかったのです。でも入室は2ヶ月前からチケット販売してて瞬殺完売だそう。
人だかりができてるのですぐわかります。思えば初めて買った文庫本は「アンネの日記」だったっけ。
集合時間に間に合わないのでステキな街を見向きもせず小走りで[E:#x1F3C3]♂️[E:#x1F4A6]区間新を出し、ギリギリで間に合いました(;´Д`A
今日の晩御飯はこのレストランで。
こざっぱりしてて地元の人に愛されていそうなレストランです。
サラダ美味しいっ[E:sign03]生ほうれん草とベーコンのサラダ。
ポークカツレツはウィーンより美味しいかも。
シャーベット盛り合わせ。ここのお店美味しいなあ。
明日はハーグのマウリッツハイス美術館に行きます。