今日は出雲大社にお参りします。
正式名称は「いずもたいしゃ」と読まず、「いずもおおやしろ」と読みます。分祀・分院の場合は「いずもたいしゃ」と読みます。でも住所は「たいしゃまち」なのね。江戸時代までここは「杵築大社(きづきのおおやしろ)」と呼ばれていたので、そのせいでしょうか。
なんとハワイにも分院があり、古事記にもその存在が記されていて、神様の会議も行われちゃうすごい神社。ついに来たぞ[E:sign03]
レンタカーを駐車場に止め、いざ出発。島根は車で観光する方が多いらしく、どこへ行っても駐車場に困ることはありません。
ここは出雲大社前駅。私たちが宿泊した宍道湖温泉駅から一畑電車大社線で直通で来られるのですが、なにせ本数が少なくて…
以前一畑鉄道で使われていた電車が展示されています。
ノスタルジック~
駅舎の中はこんな感じ。
おひる時なので、ここでおそばを食べましょう。一福さんです。
名物割り子そば。てんぷらも熱々で美味しい[E:delicious]
さて、ここ神門通りにある雰囲気のある旅館は、今話題の竹内まりやさんのご実家の旅館。
こんな楽し気なお店がいっぱいなのです。
坂の上から。
人がいっぱいいたんですが、奇跡的に無人になってシャッターチャンス[E:sign03]
広い参道。
アヤメだっけ?菖蒲だっけ?カキツバタだっけ?と悩んでいたらダンナが「つい最近テレビで見分け方やってた」と得意げに教えてくれました。花弁にアヤメは網目状のもよう、カキツバタは白の模様、ショウブは黄色い模様だそうなので、これはショウブのようです。
亀がいます。なごむ。
あらかわいい、因幡の白兎モニュメントです。大国主命をお祀りしている場所ですもんね。これも絵本で読みました。古い人間のダンナは大黒さんの歌っちゅうのを歌える。
新聞で読みました。そりゃあそうだよねえ。でもここにはものすごい強いポケモンいそうじゃないですか。気持ちはわかるわあ。
毛利輝元が寄進した銅の鳥居。
ついにお参りできた出雲大社、拝殿です。火災のため昭和34年再建ですが、前の拝殿はあの尼子経久が寄進したものだそう。注連縄は周囲4m、長さ8m、重さ1.5t。
出雲大社での拝礼は「二拝四拍手一拝」だそうで、伊勢神宮と宇佐神宮でも同様です。
ぐるっとまわって本殿の横に出ました。おお、ここは素晴らしくいい眺め、と思いすれ違う団体さんが行き過ぎるのを待っていたら、引率の方が「はい、ここはベストポジションですよ~」と言ったため、撮影会が始まっちゃった[E:sweat01]
この奥が本殿です。単層、切妻造り、妻入り、檜皮葺きで、1744年(延享1年)の造営。伊勢神宮の神明造りと並ぶ古式建築様式で大社造りと呼ばれます。
本殿の前にあるのが八足門。本殿への拝礼はここで。桁行3間、梁間2間の妻破風造りの檜皮葺き東西の回廊が連なり、本殿を取り巻きます。
ドキドキしながら拝礼してたら、お願い事するの忘れてしまったけど、あえて無心ということでお許しいただきたいと。
おお~さすが~
神馬と神牛。
神楽殿は神楽や古代の儀式が行われるところ。
ここの注連縄は拝殿よりも大きくて、長さ13m、太さ8.5m重さ4.4tと日本一。ついでに言うとこの見切れてるポールも日本最大級だそうです。
大国主命の像はどこから撮っても木がはいっちゃう。
大黒様、ウサギとツーショット。子供のころ近くにガマの穂がいっぱいあって、「へー、これをウサギにねえ」としげしげとみてました。
ああ、興奮した。宇佐神宮は実家から行ける距離なので何回も行ってるし、伊勢神宮にも行ったし、これでミッションコンプリートかな[E:shine]
出雲大社はぜんざい発祥の地らしいので食べて帰りますが、あまりにも暑いので冷やしぜんざいにしました。ポンム・ペエルさんというカフェの冷やしぜんざいです。
車を留めた道の駅大社ご縁広場に吉兆館という建物にあった、古代巨大本殿の模型。ステキですよねえ…いかにも神様の建物というか。実在したかはまだ謎ですが、再建するなら差小なりとも寄付したいです。
ちょっと離れたところにある、旧JR大社駅。
すごい存在感[E:sign01]平成2年大社線の廃線に伴い営業を終えました。最盛期には年間の団体臨時列車が280本、1日平均乗降数4000人。井の頭公園駅よりずーっと多い。当たり前か。
窓口もステキ。
カフェがありますが、今日はお客様はみえませんでした。
こんなところに降車したらテンションアップですよね。
清算所もこんなかわいい窓口。
しかし線路も今ではお花が咲き乱れ…
ホームももののけ姫の山みたいになってます。
おお[E:sign01]デゴイチ初めてナマで見た。いっぱいダンナのふざけた写真撮っちゃった。
海辺の楽しい道を通って日御碕神社につきました。
「昼間の日本は伊勢神宮が守り、日御碕神社は夜の日本を守るように」と天照大御神のご神託があったと書いてあります。確かにここから見る日の入りはステキですよ。
国家鎮護、厄除け開運、交通航海の安全、良縁、家業繫盛の守護神です。
現在の社殿は徳川家光の建立なので西日本では珍しい権現造。
西を向いています。
日御碕灯台にいくため、歩きます。
うわ、なにあれ鳥だらけの島[E:coldsweats02]経島(ふみしま)と言って、日御碕神社のお社があるので今でも禁域だそうです。ウミネコの繁殖地として国の天然記念物にも指定されています。
昔の海水浴場っぽいムード。
意外に早く着きました、日御碕灯台です。
坂の上なのにここだけ平らになっています。遊歩道がなんとなくポルトガルのロカ岬っぽい…かな?
沈む夕日に照らされて~♪
灯台のもとはやはり暗いのだろうか。
このあたりの地層はこんな感じででこぼこになっています。難しく言うと「石英角斑岩の柱状節理」っていうんだって。一生憶えられそうにない。経島もこの状態で、まるでお経を束ねているように見えたためこの名前が付いたそうです。
展望台があったので経島を再び撮影。見れば見るほど奇妙だ。
港はなんだかすごく雰囲気よくて、ダイビングショップもありました。
懐かしい~。とか言ってのんびり観光してたら時間が無くなっちゃいました。さあ、急いでレンタカーを返さないと延滞金とられちゃう[E:coldsweats02]
レンタカーを返して空港まで送ってもらいました。便利だなあ。
思いがけずライブが当たって島根に来ましたが、観るところいっぱいで楽しかったです。そして帰りの飛行機にモノノフさんたちがいっぱいいて、ももクロちゃんのライブがあちこちでミニバブルを起こしてるのが面白かった。
出雲大社でお参りも出来たし、いい旅でした[E:heart01]