キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!!
ミラノはスフォルツァ城からです。うん、惣領冬実先生の「チェーザレ 破壊の創造者」を読んどいてよかった。その知識から引いてくると、このお城はマッシュルームカットのルドヴィーゴのお父さんフランチェスコが建築したのね?
中央がスフォルツァ家の紋章。14世紀の建物だけど、よく残っているなあ。ナポレオンによって破壊されたらしいけれど。
門をくぐると中庭になっています。今日は内部には入れないのですが、ミケランジェロの最後の作品やダ・ヴィンチの壁画などがあるそうです。
回廊の天井はこんなにキレイ。
ガイドさんによるとスフォルツァ一族はサプライズ好きだったので、なんとこの階段はパーティーなどの際騎乗のまま登れるように、一段が広くなっているのだそうです。
このお城をベッカムがえらく気に入って、ミラノの市長さんに「買わせてくれない?」と打診したそうですよ。どんだけオカネモチなんでしょうか。
バイクだらけです。日本よりも激しく車間を縫っていくのでヒヤヒヤします。
テアトロ・ドゥカーレ、ミラノスカラ座です。意外に小さいな・・・?でも「蝶々夫人」や「ロゥーランドット」はここが初演。ものすごく由緒正しいオペラハウスです。特にマリア・カラスの大活躍でも有名。天井桟敷には耳のよいうるさい観衆がひしめいていて、歌手が失敗するとヤジや口笛で抗議したそう。おおこわ。
内部は写真NGなんですが、ここロビーはOK。劇場は高貴な雰囲気で、いつかここでオペラを鑑賞したい・・・という野望を誰もが抱いてしまいそうな雰囲気があります。
ここの横っちょに小さいですが博物館も併設されていて、リスト愛用のピアノが置いてありました。
歩いてすぐのところにヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアがあります。ディズニーランドのワールドバザールはここがモデルなんだって!
ちなみに、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世は別にこことは関係ないんだけど、建国の父の名前をとったそうです。
スーテーキー!ここは格式を重んじるので一流ブランドしか許されない・・・ですが、ダンナが以前出張で来たときにはマクドナルドがあって、ここの雰囲気に合わせてめっちゃシックだったそうですが、契約更新を許されず撤退していました。
中央に牡牛のモザイクがあって、その急所をかかとで踏みながらくるっと回ると幸運が訪れるそうで、やってたみたかったけどアメリカ人観光客が独占しててとても順番が回ってきませんでした(ノ_-。)
ここで1番古くからあるカフェ。お茶したーい!
ミラノ大聖堂・ドゥオーモです。
なんと完成まで500年!サンピエトロ寺院の次に広く、世界最大のゴシック様式建造物だそうで、第二次世界大戦中はここの爆撃は見送られたそうですよ。バチがあたりそうだもんね?
もうね、広すぎてなにがなんだか。床のタイルだってどんだけ手間がかかっていることか。
あまりにも大きすぎて遠近感がおかしくなってきます。
内部を見学した後はエレベーターで屋上展望台に登りました。階段部分は当然大理石なので少し削れてゆがんでるし、見た目滑りそうでちょっと怖かった・・・頑張って登りましたが、怖さで挫折した人も見ましたよ。
おおーっ、絶景かな!空はスッキリ青いし、暑くもなし、気分いい~!!
お昼はここで。
リゾット。サフランで黄色い。味があんまりない・・・
ミラノ風カツレツ。すごいひらぺったいのね。でもウィンナーシュニッツェルよりさっぱりしてて食べやすいなあ。うんうん、美味しい。そしてどうでもいいことだけれど、飛行機の中は当然としても、今日の朝ごはんもたいした野菜がでなかったので、このサラダが嬉しいのだった。
このあとバスに乗りヴェネツィアへ。
ジョニデとアンジーの映画「ツーリスト」を観てから行きたくて、ついに来ちゃったよ!
当然島なのでバスは入れません・・・てかベネツィアは自動車もないし、自転車すら禁止です。バスから降りて、はしけからボートで入ります。
ホテルの車寄せ・・・じゃなくてはしけにボートを停めてホテルへ。もうなんだかここから遊びっぽい。
今日のホテルはザ・ウェスティン・エウローパ・エ・レジーナ。ロマンチック~
落ち着いた素敵なお部屋・・・残念ながら海に面してはいないのですが、十分満足です。しかしこの素敵なお部屋に行くにはまずエレベータを降り、
なぜか階段を昇り、
この長い廊下を行き止まりまで歩き、
再び階段を下って左に曲がる。泊まってる私らは迷路みたいで面白いけど、こりゃあポーターさん大変だっただろうなあ・・・
はしけではない入り口はこんな風。ここからちょっと晩ごはんまでヴェネツィア探検に行くことにしました。
ホテルのすぐそばのゴンドラ乗り場。明日はここからゴンドラに乗ります。
サンマルコ広場を縦断。
小さい路地をいくつも抜けて行くと、
トンネルに殺し屋が!・・・ダンナでした。なんかオーメンのポスターみたい。
島内は水上バスで移動するようです。
体内の犬成分が少なくなっているので、犬を見ると触りたくてしょうがない。
大運河にかかるリアルト橋に到着。あとで「時間がちょっとしかないのに、あんなところまで行って来たの?!」とみんなに驚かれました。
夕暮れのヴェネツィア。なんだか現実味がないです。うっそみたい。
橋を降りるとお店がたくさん。テキトーな所に入って買い物したり食事したりしてみたいなあ。
でも今日の晩ごはんは違うホテルのダイニングでいただきます。
魚介のタリアテッレ。
ヒラメのソテー。
フルーツタルト。うーん、日本の方が美味しいけど・・・ツアーだからこんな感じかな?北欧を思い出せば文句は言えない・・・。
食後はその辺をふらーっとして帰りました。
サンマルコ広場にはインチキ物売りが満載です。バラの花を1本持って来てくれるのかと思いきや10ユーロとか吹っかけられたり(ローマの休日にも出てくる)、スライムみたいなのやキラキラ光るボールを売りつけようとしたり、ミサンガを勝手に手首に巻いてお金を要求したりと、まったく!イタリアの警察はなにやってんの!?
とはいえ、異国の夜は何とも言えないステキな眺め。
このカフェは18世紀創業のヴェネツィア最古のカフェ。生演奏がすごく楽しいのですが、じっとしていると物売りが来てうっとうしい・・・
明日はゴンドラに乗ってベッタベタの観光客になる予定です。