新宿ピカデリーで「シン・仮面ライダー」を観てきました。オッサンだらけや。でも若い男の子が予想外に多かったなあ。エヴァの流れで来てるのか、小さい頃からライダーシリーズ見て育ってるからか。
幼稚園児だった頃はもう仮面ライダーごっこがもう真っ盛りでしてな。拐われたり気絶したりする女性役は女の子達に人気だし、ライダーは男の子がやるってんで私はもっぱら怪人役でした。むしろ楽しんでやってた…？ドSの萌芽ですかな、ほほほ。
しかし小さい頃の記憶というのはすごいもんで、テーマソングの初っ端のトランペット聞くだけでドキドキワクワクします。仮面ライダー始まる‼️って。
しかしエヴァ味が強いライダーだった…庵野監督、ホントに好みの味がハッキリしています。
ずいぶん昔、ハリウッドでウルトラマンの映画化が決定したけれど、そもそもの設定でウルトラマンのボディが皮膚なのかスーツなのかで揉めて頓挫したという噂を聞きました。なるほど、私が想像するにウルトラマンの本体はピンクのキラキラした霧で(宇宙人のイメージが貧弱だった💦)それをボディースーツで覆っているイメージでした。したがって私の中ではウルトラマンはスーツを着ている設定です。
しかしながら、仮面ライダーの場合は人間を改造しているのだからあのムキムキの胸はボディーであろうと思い込んでいたのですが、作中なんと緑川ルリコが「スーツ臭い‼️」と言っていて、「あっ肌じゃなかったんだ‼️」と驚いた次第。
では今まで仮面ライダーにライダーキックでぶっ飛ばされていた怪人のあの奇異なビジュアルの下には、私たちと変わらぬ見た目の改造人間がいたのかと思うとすごく複雑な気分になりますね…
ここ何年かはシンシリーズのおかげで立て続けに庵野監督の作品をコンスタントに見ることができました。私たちの世代がTVや映画で夢中で観ていたゴジラ、ウルトラマン、仮面ライダーを新発見できて嬉しかったです。しばらくはゆっくりするということですので、またいつか私たちに新たな発見と興奮を与えてほしいな。
