ヒューマントラストシネマ渋谷で「RRR」を観てきました。
12月公開の映画なのでもう少しの劇場しか昼間やっていないので、当然満席でした。すごい。
なにせ３時間の長丁場、しっかり出入り口に行きやすい席を確保して挑みましたが、途中インターミッションの表示があり、なんだここでトイレ休憩させてくれれば何の問題も無くみんな集中力も切らさずに映画を堪能することができるのにと思いました。
ちなみにこのインターミッション、「INTERMISSION」じゃなくて「INTERRRMISSION」になってて、隅々まで気が利いてる！ていうか、インターミッションなんて若い人は知らないよね…
観終わった後はもう脳みそが興奮状態で、もはやRRRを欲していました。ライブでの声出しもOKになったので、できれば応援上映に参加したいなあ。
大怪我しても毒蛇にかまれてもそこら辺のハッパを薬研ですりつぶして貼ったりなんたりするとたちどころに治っちゃうスーパーヒーローの2人ラーマとビーム。ある事故で2人は出会い、心の友になっちゃうのですがすごく感心するのはこの2人がいつか組んで大暴れするのはわかってるのにそれがいつかわからないところ。
こんなのできるわけないじゃんwwwwwと大笑いしながらも、なんかいけそうな気もするアクションシーン。すごい迫力とすごいアイディアで圧倒されます。一瞬だって見逃したくない！
そしてインド映画というとダンスは欠かせない。大好き。このシーンはただノリのダンスではなくて、インド人としての威信をかけたvs英国人のダンスバトルですので、アクションシーンとしての位置づけなのか、ものすごいテクニカルな振り付け。このシーンを観に来たといっても過言ではないのですが、いやーーーー‼️よかった‼️そしてバトルの最中お嬢様方がキャーキャー言ってるのが羨ましい‼️私だってキャーキャー言いたかった‼️
どのシーンもド迫力でどこがクライマックスシーンかわからないという問題は置いといて（褒めてる）、このアクションシーンは特に素晴らしかった。ラーマはマハーバーラタの主人公「ラーマ王子」のいでたちと同じく手には必中の弓矢(いったいえびらに何本入ってるんだ)。
ラーマもビームも実在の人物で、インドでは抵抗運動のヒーローなのだそうです。実際にはラーマは捕縛されて銃殺、ビームは戦闘中に死亡したということですが、監督は2人のヒーローを出合わせ、葛藤させ、最後にはインドのために戦う神としました。だから2人は死なない。
というわけで、すべてのシーンが見どころでトイレに行くタイミングなどない映画ですが、何とか膀胱が爆発しなくてすみました。
ところで作中のパーティの冒頭シーン、流れてた音楽が「ボギー大佐」でした。「戦場にかける橋」の「クワイ川マーチ」で使用されている曲、あの映画のオリジナル曲だとばかり思い込んでいましたが、ちゃんと独立した曲なんだね。知らなかったなあ〜。
とにかくこの映画、映画館で観られてよかったです。あと、応援サバイバル上映希望。もう中毒です。
