TOHOシネマズ新宿で「エターナルズ」を観てきました。
ロビーは激混みで、コロナ以前にこんなにロビーが混んだことあったかな❓というほど。開演12分前にはコンフェッションに並んでいたのに間に合いませんでした💦
さて綺羅星のごとくスター俳優が勢揃いしていたアベンジャーズと比べるとちょっとフツーな感じのエターナルズ。アンジェリーナ・ジョリーのギャラでお金が足りなくなっちゃったのかな❓というのはキツい冗談ですが、ひとりひとりがバラで映画1本ずつ撮れるキャラの濃さを持ってるアベンジャーズに対抗するのはちと辛い。やはりこの映画は単体で評価されるべきかもしれません。
クロエ・ジャオ監督は「ノマドランド」ですばらしい映像美を見せてくれただけあって、ヒーロー物にあるまじきムーディさ。西日の使い方なんかすごく凝っててステキです。
彼女は日本の漫画ファンでもあり、指からビームを撃つキャラがいるのは「幽遊白書」幽介の霊丸(レイガン)で、いつか使ってみたかったそう。
キャラは確かに薄目のエターナルズですが、ユニ・マインドとしてみんなの力を合わせて戦うというスタイルを取るのであればあれば過度なキャラの濃さは要らないのかなとも思いました。
が、クライマックスシーンは巨神兵と戦う量産型エヴァにしか見えんよ。
今作は一作目なのでちょっと説明っぽかったり名前が憶えられなかったり苦労したのですが、次回作は意外なキャラがロキの役回りを演じてくれそうなので、もっとカルい雰囲気になるのだろうか。ちょっと期待してます。