TOHOシネマズ新宿で「アトミック・ブロンド」を観てきました。予告で流れてたクイーンの「キラー・クイーン」にやられちゃって。あれ？でも本編で流れたっけ…？
壁崩壊直前のベルリンで、腕時計に仕込まれた機密データが盗まれた。MI6の諜報員ロレイン（シャーリーズ・セロン）はそのデータの奪回とデータ紛失のもととなった二重スパイを探すという任務を言い渡され、ベルリンに潜伏中のパーシヴァル（ジェームズ・マカヴォイ）と組んで動き出すが…
スパイものは脳みそをフル回転して観なければならないので家を出る前チョコレートを食べて映画館へ向かったにもかかわらず、ジェームズ・マカヴォイが渡辺謙にしか見えないのはどういうことか。
いやー、シャーリーズ・セロン、超キレイだわー。スパイ用の身体に鍛え上げてあるので逆三角形になってますが。このキレイな人がスパイってダメでしょう。本物のスパイって、もとそういう関係の方に言わせると「そんな人いたかな？」ってくらいの存在感の顔がいいそうですね。そりゃそうだ、そんなに人の脳裏に刻まれるような要望ではいろんなことが印象に残っちゃって後始末が大変ですもんね。かといってそんな人主役に据えたら映画成り立たないから、シャーリーズ・セロンやダニエル・クレイヴが演るんだもん。言ってみたかっただけです、はい。
その美しいシャーリーズ・セロンがものすごいアクションするんです。ものすごく痛そうな音がするのよー[E:coldsweats02]びっくりしてアクションシーンの2/3は口開けてたような気がします。
そしてスパイものといえば濡れ場がつきものですが、これがまた意表をついたもので、かえってこっちの方が納得できるのがまたシャーリーズ・セロンの男前なところだなあと。惚れるっ[E:lovely]これはもう観ていただかないと。「キングスマン」で大活躍したガゼル役のソフィア・ブテラが小娘ちゃんに思えてきます、まあそういう役なんだけど。
オチに関してはああ、あれ？うんうん、あれ？と二転三転しますので振り回されず登場人物をよく見ておかなきゃですよ。伏線がいっぱい貼ってあるので混乱するかもです。ふむ、あの人があの人と一緒に行動しているということは、最後あれはああいう正体だということをあの人は知っていたからなのね、とかね。ここ重要。でもね、スパイ映画がわかりやすかったらある意味ダメだと思うの。そういうのが観たければミッションインポシブルシリーズを観るべきでしょ。だから話に振り切られてもいいんじゃないかなーと。「裏切りのサーカス」観たときはどうしようかと思ったものですよ…
まあとにかくすごい映画なので劇場に行って、ジャッキーチェンにインスパイアされたアクション形態を観て、あまりにも痛そうな音とビジュアルを観てびっくりしていただいて、音楽❕そう、私が若かりし頃にMTVで観たりFMで聞いたりディスコで踊ったりした80年代洋楽を大音量で楽しんでいただきたい❕ネーナの「ロックバルーンは９９」今考えるとドイツ語のヒットって珍しいですよね。ホント懐かしくて泣くかと思った…けど暴力シーンなんで痛そうで引きました…
