TOHOシネマズ日本橋で「ホテル・ムンバイ」を観てきました。いつも通りの生活を普通に送れることに感謝。
この主人公の彼は「スラムドック$ミリオネア」の主役だった人。ま〜大人になって〜。お母さん感無量よ。そいで強面の味のあるロシア人はパパマルフォイね。相変わらずセクシーな声❤️
世界が狭くなってどこにいてもテロに遭う可能性はじゅうぶんにある昨今、この映画を観て（それにしちゃちょっとキツすぎるけどね）こういう時はこうするほうが生きる確率が高くなるという勉強をしておいても損はない。そしてわかったことは、ダンナは勝手な行動して残念な結果になる確率が高く、私はその他大勢として割としぶとく生還するタイプだということでした。
しかしこの事実に基づく映画は、そんな実用のために存在する映画では絶対にない。宗教や環境の違うところで育った人がどのようにわかり合うか。見かけに左右されることの愚かしさ。テロはどこから芽生え育つのか。 イスラム教の祈りの言葉の美しさ。人のために命をかけるとはどういうことか。たった2時間ほどで、しかもスリリングな展開の中で様々なテーマを嫌味なくさらりと教えてくれる、恐ろしくも心温まる映画でした。
