新宿バルトで「コードギアス反逆のルルーシュ 皇道」を観てきました。予約するときはガラガラだったので人少ないのかなーと思ってたら、やっぱそんなことなかった。でもここで観る映画には珍しく女性が多くて(・∀・)イイ!そしてみんなマナーが(・∀・)イイ!!
ルルーシュの思惑通り、神聖ブリタニア帝国軍と黒の騎士団は激突した。そして最終的なルルーシュの目的ゼロ・レクイエムとは…?
三部作大詰めの今作品、大急ぎで片づけました的前作とは打って変わり、単なるダイジェストで終わらず緩急つけたいい作品となりました。感動したわあ。
なんといっても今作の見どころはゼロ・レクイエム。ルルーシュはこの計画を遂行することにより人々の原罪を背負って死んだキリストの再来となり、枢木スザクはキリスト教を世の中に広く伝える役目を背負うペテロとなったのだ…(´Д⊂グスン
もう一つの見どころとしては、弟ロロの愛。あれこそ無償の愛ですね。愛をささげた相手の自分への冷たい言葉や態度は、底の浅いドラマやアニメではそのまま受け取ってしまうものですが、ロロは兄ルルーシュに絶対の愛情と信頼を持っているため、兄が自分を愛していないはずがないのであの言葉は本心ではない、と自分の信念を貫きルルーシュを守ります。美しい。夫婦や恋人もこうありたいものです。絶対の愛情。
究極に愛をささげる形を今日私はロロに見ました。ホント言うとロロには死んでほしくなくて、劇場版に期待していたのですが、ルルーシュを本気で愛している人がいたという意味で彼を孤独にさせない唯一の人だということをルルーシュに理解させるためにロロは死なねばならなかったのですね…
ついに完結した三部作。谷口監督はこの三部作について「ネキストステージの起点に当たる映画になる」と明言しているので、このネキストステージを期待して待つことにします。