明日は帰京という日にたまたま弟が休みだというので、「多分私が行ったことがない近場の観光地」というテーマでドライブに連れて行ってくれました。まずは旧伊藤伝右衛門邸。「花子とアン」は私には珍しく朝ドラを観ていたので、ここに来てみたかったんですが、実家から1時間かからずに着きました。どこもかしこも道路がよくなっちゃっててびっくりです。
玄関から入っていきます。 ステキな応接間。畳に椅子ではなくてフローリングなのね。 テーブルの上にはご夫婦の写真。お似合いに見えるけど・・・ 当然こういうコーナーがあったりしてね。 こういうところにも女性らしい意匠がこらされていて、どれだけ白蓮のために気を遣って建てられた家かということがわかります。 2階の白蓮の居間。この家で一番居心地がよく明るい。 見えるお庭も気持ちいいですね。 九州で初めての水洗トイレ。白蓮が水洗じゃなきゃいやだって言ったんだって。 トイレの近くの蔵は資料室になっています。じっくり読んでいくとなかなか興味深いものです。 加藤茶さんほどの年の開きではないですな。 建坪500坪[E:coldsweats02] 大広間。広々して気持ちがいい。 オシャレな脱衣所とお風呂。この鏡はイギリスのものを参考に作らせたらしい。 長ーい廊下。 食堂。朝食は白蓮が来てからはパンだったそうです。 資料館。駆け落ちの時に置いていった書置きが展示されていました。 若いころはすごくドラマチックで愛に満ちたお話のように一連の事件を感じていましたが、オバハンになった今は「やりたい放題やって生きた幸せなお姫様」だと思っています。色々な意味でね。 こちらは地味だけど伊藤伝右衛門の資料が置いてあります。スーツも置いてありましたが、当時の人にしては体格がよく、スーツの生地も仕立ても素晴らしいものでした。 庭園に入れるので行ってみます。暑い。 私が写真を撮っていたら、庭師さんがそーっと隠れました。お仕事中ごめんなさい。 この華麗なお屋敷に壮大な人間ドラマ・・・機会があったら伝衛門の側からのドラマとか映画を観てみたいです。 さてお次は、珍寺好き弟超おすすめスポットの南蔵院。笹栗にあります。 なんか盛りだくさんな予感のするところだなあ。 おお、白鵬の寄進の提灯だ。 で、その長ーい七福神トンネルを抜けたところに おっと地図があった。結構広大だ。 紅葉の頃に来たらちょっと京都みたいじゃない? 亀がいっぱいいる~ 階段を上がると本堂です。ここの御朱印がねー、ものすごくかっこよくてねー。堂々たる筆致でした。 おおっ、またもや大吉[E:sign03]九州2発目じゃ。 ここのお寺も高塚地蔵尊といっしょで有名になっちゃって駅の名前も変えちゃいました。 この松は松葉が3股になってるそうで、おいちゃんおばちゃんたちが「不倫の守り神やろ~[E:happy02][E:heart01]」とキャーキャー言ってたけど違います[E:sign03]福徳円満です[E:sign03] ものすごく雰囲気あるところだけど、右側が仲見世、左側が法事などを行うところです。 巨大涅槃物が[E:coldsweats02]同じ福岡に住んでたけど全然知らなかった[E:sign01]ブロンズ製としては世界最大だそうですよ。 ざっくり説明すると、ミャンマーにたびたび寄付していたご住職が宝くじで1億当選。それをスパーンとネパールに寄進したところ、寺院から仏舎利を分けていただいたそうです。ところがここには仏舎利をお収めする建物がなかったので、バーンと涅槃像をブロンズで作っちゃった。ところがそれが評判を呼び、参拝客が増えに増え、ついに駅の名前を変え、駅前に大駐車場ができちゃった…らしいです。 さてこの大仏様、頭の方からご胎内巡りができます。すごいシステマティックな案内と説明で恐れ入りました。 そしてここのソフトクリーム(下戸の弟の大好物)がうんまい[E:delicious] 水かけ地蔵のお隣は巨大招き猫。色々面白いお寺でした。 お次は嵐のCMで聖地となった宮地嶽神社。今年の初もうででは、太宰府天満宮を抜いて1位だったそうですよ。 年に2回だけ見られる光景。感動的です。 鳥居をくぐって(ここもお山がご神体みたいな景色)、 山門をくぐると、 これまた巨大な注連縄[E:sign03]長さ13.5m、重量5tで日本一です。 スタンプラリーもあります。 境内を歩いてみると、こんな看板。イノシシだろうか。サルだろうか。 鯉のえさがあったので、こういうのは必ず買って撒く姉弟。亀がえさを食べるのがまたかわいい。 古民家が展示されていて、中で雑貨販売などしているらしいのですが、時間がギリギリだったので店じまいしてる最中でした。 ミニ牧場もあります。 ポニーもいる。 さすが嵐効果、若い人が境内に多くて驚きました。でも5色のお守りとかメンバーの絵馬とかコラボ商品おいてないのね。またそこが上品です。ちなみに、御朱印もすごく上品でした。 参道にある松ケ枝餅屋さん。注文を受けてから手早く粉をこねてあんこを包んで焼いてくれます。もっちり熱くて美味いのです。できるのを待ってたら「あー、おいしそう~、どうしようか~」て女性2人組がこっち見て言ってたので「今こねて焼いてくれるんですよ~」とにっこりおすすめしたら、「あ~じゃあ6個ください~」 焼きあがったら、1個おまけしてくれました。広告料? いい時間に地元に戻ってきたので、家から車で5分くらいのところにあるラーメン屋さん「豚のむら」で半分やきめしセット、780円。安い。ここらへんではチャーハンではなく、やきめしだったよ、思い出した。 ここのとんこつラーメンはとろりとしたスープが細い面に絡んでそりゃあ美味しい。そしてやきめしがうーまーいーなー。結局、生まれ育った地の食べ物は美味しいと思うのはあたりまえですが、福岡って絶対ほかの地方の人が食べてもおいしいものが多いと思うな~。 次こちらに来るのはもうちょっと過ごしやすい季節がいいなあ。ちなみに、今日飯塚方面では最高気温は37℃越えだったって[E:coldsweats02]よく外歩き回って平気だったことだ。
弟によると勝負事にご利益のあるお寺だそうです。
そしてそこを通り抜けると、