散歩好き

井の頭公園で犬とまったり。

シン・ゴジラ

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TOHOシネマズ府中で「シン・ゴジラ」を観てきました。いやー、面白かった‼️ でもこの映画は少なくても中学生以上でないと退屈だと思いますので、お子様連れの方はやめておいた方がいいですよ。

プログラムに「ネタバレ禁止」のテープが貼ってあったので多くは書けませんが、この「シン・ゴジラ」は「日本沈没」の本来のテーマである「国の命運を左右する不測の事態に遭遇した時日本人はどうするのか」をシュミレートしたドキュメンタリータッチの映画でした。延々と続く閣僚会議、対応の遅れ、各省庁の足並みの揃わなさ、書類の題名の長さなど、この部分は半分コメディとして見ることができるのでもっと笑いたかったです。

そういえば以前石破茂防衛大臣が「宇宙人が攻めてきたら自衛隊は出動するのか」という記者の問いにそれは嬉しそうに答弁してたのを思い出しました。機会があったらこの映画観たか聴いてみたいものです。(→続きへ❗️)

そしてやっぱり自衛隊のカラミは最高です。庵野秀明監督は命令の文言まで自衛隊の方に聴いて決めたということで(地域差あるんだって)、作戦のリアリティは驚くほどです。それにしても木更津でチヌークに乗っておいてよかった‼️木更津基地バンバン出てきます。

JR関係も負けていません。終盤の戦闘シーンで思わず「わあ、こんなのリアルじゃ見られないよ⁉️」と声が出そうになる画像がありましてね 。ハリウッド系のこの手の映画では怪獣出た❗️となると即刻戦闘機が飛んできてバンバン打ちまくるし、核爆弾の発射もすぐ準備しちゃうんですが、いつも「住民の避難はどうなってんだろう、NYの人って逃げ足早いんかなー」「一般市民が戦闘に巻き込まれて亡くなっても自己責任なのかなー」と常々思ってまして。

ついでに言うと主人公の彼女は看護婦率高いのね。忙しく救護していると同僚が「電話よ!」って呼んで「もしもし!あなたどこにいるの⁉️」「最後に君の声が聞きたくてね。愛してるよ」「なに⁉️もしもしっ、もしも…切れたわ」的な。今回そういうの出てこないのがリアル。

肝心のゴジラですが、ちょっと戦闘シーン少なくね⁉️ものすごい見どころがあったんであれでガマンしなきゃいけないのかなあ。モヤるー。その代わりと言ってはなんですが、斎藤工クンの自衛隊姿、ほんのちょっとしか映んないけどすっごく萌えたー♡

今回のゴジラは着ぐるみではなくてCGなのですが、モーションキャプチャを着けた野村萬斎さんなんですよ。これからご覧になる方はそこも注目してみて下さいね

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キター(((o(*゚▽゚*)o))) 以下石破茂氏のブログより引用  

お勧め下さる方があって、「シン・ゴジラ」も映画館で観る機会があったのですが、何故ゴジラの襲来に対して自衛隊に防衛出動が下令されるのか、どうにも理解が出来ませんでした。いくらゴジラが圧倒的な破壊力を有していても、あくまで天変地異的な現象なのであって、「国または国に準ずる組織による我が国に対する急迫不正の武力攻撃」ではないのですから、害獣駆除として災害派遣で対処するのが法的には妥当なはずなのですが、「災害派遣では武器の使用も武力の行使も出来ない」というのが主な反論の論拠のようです。「警察力をもってしては対応困難な場合」に適用される「治安出動」ではどうなのか、という論点もありそうです。

…ではもし次回作作成決定の暁には、オブザーバーとして是非参加いただきたい…というか今作にも参加して欲しかったわあ。