散歩好き

井の頭公園で犬とまったり。

ルーシーLUCY ☆☆☆

Image TOHOシネマズ日本橋で「ルーシーLUCY」を観てきました。TCXとかいうドデカいスクリーンで迫力満点なのは素晴らしいんですが、壁面下の方までスクリーンでいっぱいなので、前の人の頭でスクリーン見えない部分ができるというシネコンでは珍しい現象が。もっと段差つければよかったのにね。 フツーの女子大生ルーシー(スカーレット・ヨハンソン)はふとしたことで韓国マフィアのいざこざに巻き込まれ、そこで起こったトラブルによって脳が覚醒する。脳が100%覚醒した時、いったい何が起こるのか… さすがベッソン監督、暴力シーンはめっちゃ痛そうだし、カーアクションもすっごいクール! でも脳に関してはもっと科学的アプローチでもって迫るもんだと思ってましたが…いや、これって科学的なのか…?ちょいとどなたか脳科学者の方、こういう風なもんか説明しておくれでないかい?まあ仮にこういうもんだとしても、大真面目にやってるだけやたら面白いシーン続々で! ギャハハハ!!☆ミヾ(∇≦*1≧∇)ノ彡☆バンバン!! かと思うと途中トリアー監督みたいになったりして、なんだこの映画? Image_2 まず怖いはずの韓国マフィアがだんだんあんまり怖くなくなってくるのです。なんか滑稽で。やっぱ高みから見ると人間って滑稽に見えるものだろうか。特に凄腕殺し屋の人が「つぶら千原ジュニア」 ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ\/ \/ \!!!!!!!!なもんで、もう出て来るたびに笑っちゃうの。 次にハリウッドの宝石モーガン・フリーマンがオロオロしっぱなしなのが面白い。仲間と一緒にわあーっと逃げたり、始終ドン引き。こんなネガティブな彼は初めて見ました。 そしてやっぱりルーシーの覚醒のシーンで決まりでしょう! (*゚∀゚)ヴァハハノヽノヽノヽノ \ / \/ \ゴジラかと思った!もう最高! 100%覚醒した世界は場所・時間の感覚を超越したものでした。ミケランジェロの「アダムの創造」をモチーフとしたシーンでは、彼女は神に近い存在となって人類に影響します。「アダムの創造」では神のマントは脳みその形をしているように見えますので、神は人類に知性を与えたとする説や、神の手の場所が脳の前部分なので人間らしさを与えたとする説があります。ルーシーはどちらを与えたのか?自分から失われつつあった人間性を?世界を手に入るほどの知性を?それとも開かれたルーシーというパンドラの箱に最後に残った希望を? スカヨハは本当に無機質な感じがよく似合う。なんだこりゃあの映画ですが、脳内で大笑いしたい方、ぜひどうぞ!

*1:ヾ(≧∇≦)〃