気を取り直してノートルダム大聖堂へ。「ノートルダム」は「私たちの貴婦人」という意味だそうです。ノートルダム大聖堂って、フランスだけじゃなくてたくさんあるのね。
大きすぎてどうやって撮影していいものやら。しかも私のデジカメ、室内で薄暗いところが苦手のようでブレまくり。帰国したらデジカメ買い替えてやると心に決めたのであった。
がんばって撮ったステンドグラス。第2次世界大戦中は爆撃からこれらを守るため、ステンドグラスを取り外して田舎に分散して保存したという、まさにフランス国民の宝。革命時期に教会や宮殿の多くが破壊されたり被害にあったのですが、この教会は火事以外はーしかもその火事の後フランス中から寄付が集まり復旧できたというーその被害を免れているということも、人々から深く愛されている聖堂であると感じます。「私たちの貴婦人」だものね。
聖歌隊のコーラスとかあって、もうなんだか音響もいいし、すごいいい気分。
再びバスに乗ってパリに戻ってきました。ホテルまではパリの名所は車窓からということなんですが、エッフェル塔だけはお写真ストップがありました。チャッと降りてチャッと撮る。ツアーの方と写真を撮り合い、新婚みたいなショットを撮っちゃいましたよ。
おおーう、凱旋門!あの上に登ってみたい!大和和紀先生の「モンシェリ・ココ」でケーキで凱旋門を作るシーンがあったなあ。
ああ、本当に石畳なんだなあ。
オペラ座!雨があがってきました。ホテルはすぐそこのスクリーブです。
お部屋です。ラグジュアリー。
さて、オプショナルツアーのムーランルージュ、5時半マイバス集合なので、急いで支度しなければ。その理由は・・・
ムーランルージュに着物で行くから!これは私の大いなる野望・・・いや無謀ですな。なにせ時間がなくて、じっくり着付けができなかったんですが、フランス人にはわかるまい。ツアーでご一緒した方にはすごく好評でした。帯はわたしの一番のお気に入り、灯屋2さんで買ったインド更紗のピンクのもの。キラキラのスパンコール状のものがついているので、華やかな場所にぴったりだったと思います。 ジロジロ見る人もいなかったんで「さすがフランス人は個人主義なんだなあ」と思っていたら、ツアー仲間によると「何言ってんの!後ろからガン見してたよ!」だと。 ムーランルージュは思っていたよりもずっときちんとした社交場で、かつ優れたエンターティナーによる素晴らしいショーを提供する素晴らしい場所でした。まず2時間かけてコースをいただき(フォアグラのラビオリスープ、小鴨の煮込み、りんごのアイスクリーム・・・いずれもイマイチ)、後の2時間がダンサーによるショーや、マジック、腹話術などでした。はじめはあまりにもおしりとムネがまぶしすぎてドギマギしましたが、超異次元の世界に圧倒され、あっという間の2時間でした。やっぱ美しいものはいい!ちなみにダンサーさんたちはフランス人だけではなく、世界中でオーディションを行い厳選された人たちなんだそうです。さもありなん。 今晩はキラキラの夢を見そう。 5日目に続く。