散歩好き

井の頭公園で犬とまったり。

犬の熱中症

H190822_002 よく見たら3個抜け殻があります。

夕方、用があっていきつけの動物病院にいきました。井の頭の「ふじもと動物病院」の先生は地元の人たちの信頼も厚く、丁寧な説明に定評があります。

猛暑で流石にペットを連れてくるのが大変なのか、ホントに珍しく誰もいない。それで雑談などしていたら、今まで思い込んでいたことが間違いだったことが判明しました。

犬が熱中症にかかったときは氷水に漬ける、という対処法を聞いていたのですが、これ危険な間違いだそうです。毛細血管が収縮して体内の温度を放出できなくなるそうで、体表は確かに温度が下がりますが体内は危険な温度に。42度を超えると徐々に細胞が死んでしまうので、悲しい結果になってしまう・・・ということです。

それではどうするのか。毛が湿る程度にぬらし、扇風機の強風をおもいきりあてる。そして人間と同じで、首やワキ・もものつけねにアイスノンをあてておきます。これで血液と体表の両方から冷やせるのだそうです。病院に担ぎ込んだときも基本的にはこの処置を施しつつ、点滴にやや冷たい水分を混ぜて打つのだそう。

ま、熱中症を予防するのが一番でしょうから、なるべく気温の低い時間を選んだり、湿った土の部分を歩かせたり、つめたすぎないようにくるんだアイスノンをバンダナで当てて散歩に行くなどの工夫をしたほうがいいね、とのことでした。

うちでは出かける前にかるーく水をかけます。帰ってきたときにはほぼ乾いています。水をかけたら小五郎は喜びますが、ムースは「何すんだよ!」という顔をします。ガマンしろよ。