みんなのすなるgo toというものを我もしてみんとてすなり。ということでやってきました鳥取県。感染に十分注意して平常の生活や楽しみをを取り戻したいと思います。
今回の旅行のメイテーマは「なかなか行けないところへ行く」です。いつもは飛行機や新幹線、マイカーなどで有名どころをピヤッと移動する私たちですが、今回はローカル列車で周ります。
鳥取県デビュー!ここ鳥取は「名探偵コナン」の原作者の青山剛昌氏の出身地。ということで鳥取砂丘コナン空港はちょっとしたコナン美術館になっています。
いきなりずらっと並ぶパネルは観光名所。
これから鳥取砂丘に行くのですが、ごはんを食べるところがよくわからないので空港ビルで済ませて行こうとしたところなかなかおシャンティーなタイ風カフェで食事したら
…カオマンガイのご飯は半殺しのおかゆ、鶏肉はカッチカチとなかなかの滑り出しです。
気を取り直して空港の中を少し見学。便が少ないのでだーれもいませんよ。
写真もゆっくり撮れます。
天上には怪盗キッド。
大人気の人は扱いも大きい。
私は赤井秀一派
こっぱずかしい幸せの鐘もあります。
喫茶ポアロ。もうちょい忠実に作って実際に食べれるとかやったらいいのになあ。
これ、トリックアート。上から見るとのびーんとした絵でした。
コナン専門店。グッズ開発にヲタク女子を混ぜるべき。
タクシーでわりとすぐに鳥取砂丘到着。
ここから砂丘に入るようです。
「飲み物を忘れないで!」の文字が砂漠っぽいけど砂丘なの。砂漠と砂丘の違いは年間降水量らしいです。
おおー、海に砂丘。正直言ってこんなに海が近いってこないだのコナン観て知りました。地理の時間何してたんだ。
つーきの~砂漠を~はる~ばると~♪
この歌のモデルは千葉の御宿だと聞きましたが砂にラクダだとこの歌しか出てこない。
あら~、犬のかわいい足跡。
私は最近ウォーキングのついでにドラクエウォークをやっていてここに鳥取県のお土産(コレクション用アイテム)がゲットできるランドマークがあるのですが、ここのクエストの判定距離がシビアだとは聞いていたけどなにこのぼんやり感…どこにあるのよ…
どうやらあの辺にあるらしいです。
まあいつかあそこまでたどり着くのでゆっくり歩きましょう。
今日は曇りなので暑くもなく、前日まで雨だったので(またもや天気のおばさん発動)爽やかに風が吹いているけど砂も舞わず、最高のコンディションです。
「馬の背」と言われる砂の山を登ると、下に海が見えます。さーわーやーかー!
ずいぶん遠くまで歩いてきた気分。砂は歩きにくいから体力使います。
今はもう秋 誰もいない海
風紋が出来てとてもきれいで、別に禁じられてもいないのに踏んではいけないような気が。
この辺でやっとクエスト開放できてお土産をゲットできました。感無量です。
気持ちい~
普段せせこましい場所で生きているのね。
オアシスと呼ばれるところには草ぼうぼう。
西部劇っぽい。
水がわいてるけどすぐに吸収されちゃってる。
踏み出せばその一足が道となる いけばわかるさ byアントニオ猪木
この丸いのはラクダの足跡かな
さて砂丘を出て
砂の美術館へ。
コナンでも出ていました。
あらかわいい
入り口がちとわかりづらいのです。
行ったことある場所なのでなんか嬉しいな
入場したらすぐチェスキークルムロフ!懐かしい!
そうそう、こういう岸壁に張り付くように建っていた
チェコは本当に楽しくて美しかった。
プラハの時計塔。この前でからくり人形が出てくるのを待ったっけ。凄腕のガイドさん(大木凡人似)がよく見える穴場に連れてってくれました。
最近なにかと話題のカフカ。大人になってから読み返すと染みる。プラハ城の近くの昔カフカが住んでいた家はかわいいお土産物屋さんになっていました。
ミュシャっぽい。出身地のチェコではムハと読みます。
昔チェコはこのリブシェという女神が治めており、この場所にお城を建てるように、と指示したお城がプラハ城、という伝説があります。
すごい技だよ。
神聖ローマ帝国ルドルフ2世のお部屋には
アルチンボルト。
プラハ城と滝のコラボ。実際には滝はないですが、砂と水の意外な組み合わせはちょっと驚きです。
すごいよねえ。
3つの頭を持つ竜を退治した騎士は助けた娘と結ばれるという伝説はヤマタノオロチみたい。ま、男の夢ってやつかな。
作るの大変だっただろうな~。でも1年で壊してまた他の物を展示するのね。儚い。
思ってたよりずっと迫力のある展示でした。満足満足。
外にもかわいい子たちがいっぱいいます。
小高い場所に出るので、砂丘を上から見られます。
ここにもある幸せの鐘。
ステキなプリン屋さんがあったので寄ってみたらおもしろいプリンがありました。その名も「砂プリン」。砂状に加工したカラメルをかけて食べるプリンはシャリシャリした口触りが面白いし美味しかったですよ。
こういうの乗ってみたいんだよねえ。
そろそろバスに乗って鳥取駅に向かいます。
バスで鳥取駅に到着。
改札が自動じゃなくて駅員さんが切符にハンコを押してくれます。すっごいノスタルジックな気分。
そしていかにも山陰の山を縫うようにして
城崎温泉駅に到着しました。
小さいけど雰囲気のある駅なのです。
夕暮れの城崎。志賀直哉「城崎にて」はここです。教科書に載ってたなあ。
志賀直哉の元家って実は私の家のすぐそばにありまして、10数年前までご家族がお住まいでした。
志賀直哉は線路を歩いていて(危ないよ!)山手線の電車にぶつかり東京病院に入院後、ここで療養生活を送りますが生の危うさ、儚さを自分の体験を通して描いた小品です。学生の頃は「グダグダ考えてんな~」と乱暴に片づけてましたが、後年私も偶然東京病院に入院した際部屋が空いておらず末期がんの患者さんばかりの病室に入ったので、否応なく志賀直哉の気分を追体験したのでした。
コロナ前は中国人でいっぱいだったそうですが、今はこういう感じです。
しっとりしたいい雰囲気。今日お世話になるのはいちだやさん。
今の私の頭は生と死ではなくカニでいっぱい。わーい😍
このお鍋は
但馬牛のしゃぶしゃぶ🥰うーまーいー💖
鮭のだし茶漬けで締め。天国。
もう入らな~い、といいつつアイスもぺろり。
しばし食休みして、外湯に行きます。城崎は外湯巡りがゆうめいなのですが、1か所休みで1か所修理工事中、他はちょっと遠いので一の湯というところに行くことに。髪を洗って乾かした後にお風呂のハシゴってちょっと私はできないなあ。
夜の城崎は雰囲気たっぷり。
浴衣の観光客の履く下駄のカランコロンという音、せせらぎの音、楽しそうな会話がさざめくように聞こえて旅情をかきたてます。人が多すぎないのもうるさくなく静かすぎず。
いい感じのお店。
一の湯に着きました。宿でもらったIDカードケースのQRコードをかざすと無料で入湯できます。木の札とかじゃないんだ。
久しぶりの温泉は本当に気持ちいい💕たっぷりのお湯って浸かっても温度が下がらないから、芯から温まりますね。思わずおっちゃんみたいな声が出そうになりました。そして申し訳ないけどほどほどにすいているから楽に入浴できました。温泉最高。
go toで来た若い人が多いので、脱衣所で普通の浴衣の着付けが出来ないことに気が付いてガーンとなってる人や、下駄の歩き方がわからなくて「どうしよ、歩けない!」とロボットのように歩いている女子を見かけました。おばさんが助けてあげてもよかったんだけど、浴衣の人はぐっしゃぐしゃの着付けで出て行っちゃったし、下駄のお姉さんはカップルだったので余計な手出しは野暮かなあと。トシ取ったらできることが多くなるんだねえ。いいこともある。しみじみ。
明日はこの辺を散策して、天橋立に向かいます。