散歩好き

井の頭公園で犬とまったり。

エージェント:ライアン ☆☆☆

Image_24 吉祥寺で「エージェント:ライアン」を観てきました。年末から色々ありすぎて2ヶ月近く映画観てないってあり得ないなあ。復帰第一作というところでしょうか。 ロンドンの大学に留学中のジャック・ライアン(クリス・バイン)は9.11に衝撃を受け海兵隊に志願も大怪我を負ってしまう。そこで知り合った研修医のキャサリン(キーラ・ナイトレイ)とイイセン行ってるし、リハビリも順調だったある日突然、CIAに転職しろと声をかけられ・・・ ジェイソン・ボーンじゃないんだよ〜。混同しやすいけど、も少ししたら「トータルフィアーズ」でベン・アフレックになり、トシとったら「今そこにある危機」でハリソン・フォードになったり、ちょっと時間軸ハッキリしないけど「レッドオクトーバーを追え!」でアレック・ボールドウィンになったりする人だよーん。うん、そう考えるとクリス→ベンのラインはそんなに不自然ではないですね。 作品自体はよくあるフツーの兄ちゃんが試練で揉まれて、周囲の優しい指導によって成長し一回り大きな人物になる的なものなんですが(何せ続編があるもんで死ぬはずはないから安心して観られる)、そこは監督がケネス・ブラナーなので、そこはかとなく重厚かつ文学的な作品になったりしています。さもなきゃタダの兄ちゃんが調子に乗る話になっちゃうでしょう。 あと、キーラに結構無理言って出てもらったんだろうか?「このオンナはタダモノじゃないんだよ演出」がハンパなくてちょっと小イラっときます。 まあちょっと辛口で書いてしまったけれど、テンポはいいしトム・クランシー原作だからインテリジェンス的な要素は盛り盛りなんで、退屈はしないですよ。