こないだ「エリザベス・ゴールデンエイジ」を観て思い出しました。
青池保子著「ドラッヘンの騎士」のなかに短編「女王陛下の憂鬱」というのがあって、これがメアリ・スチュワートのバビントン事件を描いた作品なのです。
改めて読んでみたらやっぱり面白いなあ。歴史者を描かせたらやっぱり青池先生は天下一品だ。
メアリ・スチュワートは美貌のフランス王妃でしたが、晩年は肥満し(うう・・・)、かつての美しさは見る影もなかったそうですが、女王としての威厳は失われていなかったといいます。そこんとこ「ゴールデンエイジ」ではサマンサ・モートンが素晴らしく演じています。「リバティーン」では小娘みたいだったんですが、今回「誰?」って思うほどトシマ女性の風格が感じられました。