大学の時一緒の寮にに住んでたTと打ち合わせのため、お昼を食べることに。いつも吉祥寺じゃ変わり映えしないので、西荻窪のre:gendoりげんどうさんに行ってみました。
只者ではない店構えじゃ。
11時からと12時半からの二分制です。
なんかしつらえが野上弥生子さんの「秀吉と利休」を思い起こさせる。
趣味のいい店内ですが
隙のない気風が武家のように感じられるのはわたしだけ❓
旬菜ごはん御膳
かんじゃ山椒園の実山椒と里芋、岩中豚の有馬煮
季節の小鉢3品 豆乳湯豆腐とかんずり、ゆず大根、春菊の海苔和え
土鍋で炊いたご飯
お味噌汁
自家製糠漬け
寄らば切るぞの気合いで供される御前を先の細い箸で静々といただく。見た目は定食ですが一品一品に全力を注いでいて茶懐石のよう。ちょっと甘い風味のお味噌は福岡出身の私には懐かしく感じられます。
よく見るとテーブルには浅く掘られたステキな模様が。
趣味のいい器、きちんと出汁を取った甘いお味噌汁、美しくスライスされたお漬物、春菊ってこんなに美味しかったっけ❓とびっくりする小鉢、デザートのようであるけれどその中にほんの少量のかんずりで見た目と舌にアクセントを加えた湯豆腐…
お茶がなくなった頃カンカンのおかわりを注ぎに来るスタッフさん。
感服仕った。
たださあ、お手洗いが外で玄関脇という出入りが激しいところにあるのに、うちのおじいちゃんの家のお手洗いの木の扉と全く一緒で、木のスライド式の鍵しかないのがとても心許ないのと、どうしたって内側から外が扉の隙間から見えてるの、どうかと思うよ❗️