チケットを譲ってくださった方がいて、今あまりの歌唱力で「歌怪獣(マキタスポーツ命名)」と評判の島津亜矢さんのコンサートに友人2人と行ってきました。
演歌歌手のコンサートは初めて…というわけではありません。伯父が新日鐵に勤めていたので、小学生の頃新日鐵祭り(巨大な慰安会のようなもの)に伯母に連れられて行き、伯母の力作重箱お弁当を食べながら森昌子さんのコンサートを聴きました。昭和だ。
なので雰囲気はじゅうぶんわかっていたはずですがすっかり忘れていました。
歌怪獣めっちゃリキ入れて歌ってるのに会場がザワザワしてる…
年配の方々で埋め尽くされた会場では、まるで居間でコタツにあたりながらTVを見ているかのように、お連れさんと話しながら、時にお菓子を食べ、または一緒に口ずさみながら(‼️)コンサートを楽しんでいる人だらけ。まるで異世界です。
だから年配の方々が嫌い、というわけではありません。クラブではクラブの、ももクロライブではモノノフの楽しみ方やルールがあるのと同じで、ここにも独自のルールがあるのでしょう。
正直言って初めは面くらいましたが、慣れてくると「あんたホントにファンなの❓」と思うくらい辛辣な意見を言い続ける後ろのおばあちゃんの言葉や、思いっきりこぶしを効かせて一緒に歌ってるおじいちゃんの調子っぱずれっぷりがもう面白くて面白くて、連れの友人たちと顔を見合わせては笑いを必死で堪え、涙でアイメイクがにじむ🤣
言うまでもなく歌怪獣は恐ろしいほどの声量と歌唱力で、驚きの連続でした。歌によってキャラクターを演じ分ける演技力もすばらしい。演歌界の宝ではありますが、この人のオペラもぜひ聴いてみたいですね〜、きっとみんなびっくりしますよ❓
自分のテリトリー以外の世界に思い切って飛び込んでみるってホントに興味深く、楽しみが増えるものです。アメフト日本選手権の国歌斉唱を歌怪獣がするそうなので、忘れずにTV見なきゃね。
