TOHOシネマズ新宿で「スパイダーマン ファーフロムホーム」を観てきました。
封切直後で「アラジン」も「ゴジラKOM」もやってる日曜日のTOHOシネマズ新宿は信じられないくらいの混み方で、飲み物買うのに15分ほど並びました。スパイダーマン限定コラボのピザポテト味ポップコーンをぼっち男子が必ず注文するので…ちょっといいなと思ってしまった…けど、もう上映時間過ぎちゃったのでガマンしました。
夏休み、ピーター・パーカー(トム・ホランド)は科学部のみんなと2週間ヨーロッパ旅行へ。エッフェル塔に登ってMJ(ゼンデイヤ)に告白するぞ💖しかし最初の宿泊地ヴェネチアで大事件が起き…
甘酸っぱいぞ❗青春かよ。デートムービーにぴったりなんですがぼっち男子が異常に多かったよ。そしてコメディとしてすばらしい。何度タピオカミルクティーを吹きそうになったかわからんです。
アイアンマン亡き後スパイダーマンがその後継者として期待されているわけですが、その重責に耐え兼ねるピーター。そうだよね、君はまだ若く、父のように慕っていたスタークのようにふるまえる自信などあるはずがない。ヒーロー活動も重要だけど学生生活も大切だし。
「冠をいただく頭は安んぜず」はスターウォーズではなくヘンリー4世のセリフです。そう言われてみるとスターウォーズっていちいちシェークスピアっぽいですね。
ジェイク・ギレンホール大好き。大好き。大事なことなので2回言いました。好きすぎてジェイクが死んじゃう映画は観れないのに…「ブロークバックマウンテン」泣いたわ～…でもこんなこと言ってたら「ミッション８ミニッツ」見れないけどね。
今回も甘すぎるマスクを生かしてみんなをだます変なヴィラン、ミステリオをやってくれました。やっぱさあ、見た目って大切よね～。こんなイケメンが必死で戦ってるの見たらちょっと無条件で応援したくなっちゃうからね…その辺の心理を本当にうまくついています。
でも、ジェイクのステキな演技に比べて映像がなんか軽すぎるのです。
今回も前回も洒脱なコメディとしても、青春映画としてもメリハリの効いた作品として魅せてくれたジョン・ワッツ監督。こんな楽しみ方がスパイダーマンにあるのか！とみんなをびっくりさせた彼ですが、ジェイク使うんだったら「過去に何があったか暴露シーン」はもっとドラマチックかつクレイジーに撮ってほしかったです。じゃないとなんだかホントくだらないことでプチ切れてる人の細かくて伝わらないモノマネみたいなんですよ。まあ確かにすごくくだらないことでブチギレて事件起こしちゃう人たちなんだけどね。サノスが現実離れした強すぎてシラけるヴィランだったし、スパイダーマンの基本姿勢は「あなたのいい隣人」なのであんまり凄すぎのヴィラン持ってくるとバランス悪いのかな。もっと狂気を持った人設定の方がいいな～
…と思ってたんですがエンドロール後の大事件を見た後では、なるほど普通の人の悪意ほど恐ろしいものだよとうんうんうなずいちゃいました。
というわけで長いのでトイレ大変だとは思うんですが、エンドロールの後のシーン観ないといけないのでみなさんがんばりましょう。ちなみに私はタピオカミルクティーをむせずに飲めて嬉しくてついグビグビ飲んじゃって終盤大変でした。
