さて2日目は宇治方面へ。まずは「黄檗山萬福寺」から。始祖の隠元禅師が明から招かれた僧侶だったからか、はたまた代々中国人僧侶が住職様だからか、ものすごい中国風です。
「山門を出ずれば日本ぞ茶摘み唄」という歌が掲げられていまして、まったくその通りだなあと。宇治だし。
岡野玲子先生の「ファンシーダンス」で鳴り物の練習をしてましたね。参拝の途中でかっこんかっこんカーンと鳴らしてました。鳴らしてるとこ見たかったなあ。
ここは禅堂ですが、女子大生っぽいグループが座禅体験みたいなのをしてました。「はい、ケータイはお切りくださいね」とお坊さんに言われて「あっ、ホントだ~」とアタフタしてたのが面白かった。
チラッと見ただけですが、椅子みたいでしたよ。
ホントにここ京都?重要文化財の回廊です。高級中華料理店の入り口みたい・・・
電車に乗って宇治へ。ここはひそかに狙ってた「中村藤吉本店」の「TO-Kichi Cafe」です。抹茶ゼリイで有名です。絶対食べると決めてました。
今日が平日でよかった!お盆休みとかだったら絶対並ばなきゃだから、ダンナが待ってくれないしね。
お昼時だったので、抹茶うどんセットを。ゼリイが小さいかなと思ったけど、意外に器が深くてよかった。
お茶のスイーツとか、当然ですがお茶のセットとかもここで買えます。
宇治と言ったら平等院。ここは修学旅行の記憶がありますよ。10円玉をみんなでかざしてみました。
数年前訪れたときに工事中だった宝物殿が完成してました。落ち着いた建物の中に国宝・重要文化財ざっくざく。昨日拝見した阿弥陀如来様がオーケストラを引き連れて藤原道長をお迎えに来る絵がありました。
大きな藤の木があって、盛りはさぞや・・・
平等院を出たら、宇治川のほとりを通って行きます。雰囲気ある~
宇治神社へ。祭神は応仁天皇の皇子。源氏物語の宇治十帖の八の宮のモデルとされています。
このように、あちこちにモニュメントや立て札があって源氏物語への思いをはせるわけですが、京都から宇治って結構遠いですよね。インフラも整備されてないし、匂の宮や薫の君って馬で通ってたわけで、いやはや、リビドーってすごい。
とか色々な思いに浸っていたら「早く~!」とダンナに急かされました。
まだ新幹線の時間には余裕があるということで、伏見に途中下車の旅。ダンナと旅行するのは体力が要ります。
長建寺は「島の弁天さん」と呼ばれてるそうです。川のほとりにちんまりとかわいらしい。
時代劇のロケにも使われるそうですが、タイムスリップした気分です。
で、いよいよ寺田屋へ・・・って、休み[E:sign02]未練たらしく前をうろうろ。
気を取り直して、黄桜酒造の「カッパカントリー」へ。
ここには地ビールが飲めるレストランがあるんだよね~
って・・・営業時間外・・・
でも売店内にこういうところがあるんで、私は抹茶ソフト、ダンナはビールをいただきました。暑くてカラカラの身体にビールが沁みたらしく、ちょっとダンナはゴキゲンになっちゃった。
趣のある道を通って「月桂冠大蔵記念館」へ。なんか暗いけどまさか・・・?よかったここは開いてる。
入場料はかかりますが、ミニカップのおみやげ付き。中で利き酒コーナーもあって、なかなか楽しいです。
外に「さかみづ」という井戸があって、ここのお水でお酒を造るというわけですが、飲めるようになってるので飲んでみたらやわらかくてウマイ!おかわりしてごっくごく飲んじゃった。
ビールを飲んで利き酒をしてミョーに元気なダンナ。まだまだ観るぞーってんで二条城にきたら、時間切れでした。ご利用は計画的にね。
ほかにも途方にくれた外人さんも沢山いました。
仕方ないんで京都駅に戻り、預けた荷物を取りに行きついでに、グランヴィアのカフェでお茶。なんか今日、抹茶ばっかり食べて飲んでる。これ「抹茶ティー」っていう名前だけど、重複していると思いますがウマイです。
急に思い立って来た京都ですが、やっぱりいつきても楽しい!次回の課題として、オシャレなサンダルは控えることと、コロコロ付きの旅行バッグを買っておきたいです。