散歩好き

井の頭公園で犬とまったり。

ファウンテン

1 MOVIX昭島で「ファウンテン」を観てきました。帰ってくるのに1時間半近くかかっちゃった・・・だって銀座行くのめんどうだったんだもん・・・

がんばって時間を合わせて観たわりには、なんだか新興宗教の勧誘ビデオのようでした。超がっかり。

2 普通のてロマンティックな映画だと思ってたんですが。だって予告ではこんなかんじのばっかで、想像としては里中満智子先生の「海のオーロラ」的なストーリーかなと。ところがなんだかしょっぱなからヒュー・ジャックマンったら座禅なんか組んじゃって、スキンヘッドだし、うさんくさーい!

3 普通のドラマの中にメッセージをこめるのがすきなので、こういうストレートに精神世界を見せられるとシラけてしまいます。要するに愛を継続するためには肉体が永遠に生き続けるという現実的な事ではなくて、相手の愛情・感情を感じ取り、自分の中に取り込み同化することである・・・というようなことでしょ?千の風になってですな。こんなの、変なCG使って変な仏教みたいなのやらなくたって表現方法はいくらでもあったんじゃないの?

ヒュー・ジャックマンとレイチェル・ワイズが必死の演技をすればするほどばかばかしくなっちゃう悲しい映画でした。

どうでもいいですが、レイチェル・ワイズ。脳幹に腫瘍が出来て死んじゃう役なのにムチムチ・ピチピチ・ツヤツヤはまずいんじゃないかな?ちょっとは憔悴したカンジにしないと、ただのショートカットのわがまま女に見えますよ。ヒューのほうがよっぽど病気みたいだった。「ネバーランド」のケイト・ウィンスレットがやはりムッチムチの病人でした。「マディソン郡の橋」のメリル・ストリープは手が農婦のゴツゴツした手になってたのには驚いたけど、あんなまでしなくていいからさ。