TOHOシネマズ日比谷で「オペレーション・ミンスミート」を観てきました。
ミンスミートはイギリスのドライフルーツをスパイスや砂糖で煮た詰め物でミンスパイの具ですが、ドライフルーツが苦手な私は見たことはあるけど食べたことはありません。
ちなみに、この作戦名は情報をミンスミートに例えたものではなく、たまたま使えるコードネームだったってだけだそうです。
さてこの映画、事実に基づくそうですが、こう言ってはアレですが計画の「うっそ〜ん」感がハンパない上に、そもそもこの作戦の立案計画が後の売れっ子作家のイアン・フレミングということも驚愕です。やたらニヒルなイケメンが気取って演じてたのも胡散臭くて非常によかった。
コリン・ファースが出ているからとそれだけで痛む腰をなだめつつ観にきたのですが、ハッキリ言って恋愛パートは安っぽくて要らないな〜と思ったりしましたが、これも事実だとすれば致し方なし。しかもこの役をコリンが演じるのであれば、女性がぐらりとしても無理ないのである‼️(きっぱり)
マジかよ…と正直引くくらい「とんでもない計画(キャラクター)」を深く深く掘り下げていく過程は友人との同人活動や文化祭前の高揚に似たところもあり、そちらの方面も共感を覚えました。ご遺体には申し訳ないですが楽しいし恋愛感情も生まれるにはやむを得ない状況、作戦という名の微熱を味わう映画なのでした。
