スペインに行ってきました 5日目
今日はアルハンブラ宮殿見学です。
ペドロ1世の「グラナダが私を裏切った!」というセリフでおなじみのグラナダ王国の城。モハメッド5世や弟のイスマイル、王位簒奪者アブー・サイドがいた所ですな〜。←また訳わからん事を・・・
ホテルの素敵なパティオ。
そこにあった変な絵。
まずはヘネラリーフェ庭園から。王族の為の夏の離宮で、イスラムの天国をイメージした庭園があります。グラナダはザクロという意味。あちこちに植えてあったり、意匠に使われたりしています。
わあ、いい眺め!ここら辺はグラナダでも夏の気温が低いのだそうですよ。
角度を変えるとまた新鮮。
天国にはお花が付き物ですね。
アセキアの中庭。絶好のお写真ポイントですな。この水はサイフォン方式で引いてあるそうですが、水をこの環境でふんだんに使えるのはセレブの証だね。
お花はキレイだし、よくお手入れされてます。
水の階段。手すりに水が流れているのが楽しい。
庭園を出て、カルロス5世宮殿・・・と言っても彼自身は建設を命令したけど途中皇帝が死去したため建設途中でストップしています。外は四角、中は円形なーんだ?答えはここ。ルネサンス様式です。
ガイドのS教授(というあだ名。なんでも知ってるから。)によると、「時空の階段」。上部と下部で出来た時代が違うんだって。
時間に遅れると入れないので、並んで待ちます。
14ユーロだったかな?高いなあ。そして1日8000枚限定で、予約時間制。チケットをなくしてホントに入場出来なかったJTBのお客さんがいたそうですよ。
添乗員さんと現地ガイドさんによると、最近日本に限らずアルハンブラの人気がハンパないそうで、このチケットが入手困難になり、個人では取るのが難しいほどなんですって。取れても15時からとか超早朝だったりすると全体のスケジュールに影響するし大変です。「さすがのJTBでも」取れないんですよ〜という言い方が面白かった。
そういえばトレドの超面白いガイドさんが「杉原千畝さんがパスポートを発券した後ユダヤ人のヨーロッパ脱出をアテンドしたのはJTBですよ。社史に載ってるから本当です」って言ってたなあ。恐るべしJTB。
いよいよ入場です。
セビリアのアルカサルはアルハンブラの妹と言われているそうだけど、本当ですね。緻密な細工です。
これこそ想像してたアルハンブラ宮殿!感無量です。天気が良くてよかった!水面に映る宮殿を見ることができました。
ライオンの中庭が見えて来ました。ここは男性諸君の憧れ、ハーレムです。
みんながうっかり足を突っ込んでパンツにハネがあがってた。
この正面はハーレムのトップ、第一夫人の場所。
そしてその部屋を向いているライオンちゃんは、鼻がシュッとしてて美人なの。周囲は現在大理石が敷き詰められていますが、工事が終わったばかりなんだって。ラッキー[E:shine]
「アルカサル-王城-」では草が生えている描があるので、青池保子先生がここに訪れた当時は土か砂利だったようですね。
女性達の部屋にある、天井についてるステンドグラスは珍しい。デザインもイスラム風。
19世紀に実際にここに住み「アルハンブラ物語」という本を書いたアメリカ人アーヴィングさんの部屋。その当時は廃墟で、いろんな人が住み着いていたそうです。
ここからの眺めはいくら見ていても飽きない。
あーあ、終わっちゃった・・・
楽しい時間って短いのね・・・
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アルハンブラ宮殿見学が終わったら、バスでふもとまで降りてお昼ごはんですが、せっかく降りるんだったらこれで行きたいなあ。
ここでごはんです。
田舎風で素敵です。
ガスパチョ。昨日のとずいぶん違うけど、これはこれでさっぱりしていていい。
ホタルイカ、メルルーサ、イワシフライてんこ盛り。うーん、私の人生の中でもこんなにフライを食べるの初めてだ。添乗員さんが言うことには、ここら辺のお料理はシンプルなものがどーんと出てくるパターンが多いそう。
ティラミスということだが、マスカルポーネが入ってないのでチョコレートケーキ。でも素朴で美味しいよ。
この後はバスに乗ってミハスという美しいリゾート地に向かったのですが、ここでトラブル発生[E:bearing]酔い止め飲んでたにも関わらず、酔ってしまった・・・しかも危ない所だった・・・冷や汗をかきながらみんなと歩いて、ひと足早くお手洗いに行ったら元気になりましたが、どうしようかと思った・・・[E:crying]
落ち着いて景色を観るゆとりが出ると、絵葉書みたいに素敵だということに気づきました。
ミハスはマラガ州にあります。「アルカサル」にも親ペドロのマラガ太守が出てたなあ。ここは日本の業者がプッシュした観光地だということで、日本人に大変人気のある街で「日本のみなさんありがとう」と書いた石碑があってびっくりしました。
小さい闘牛場。
なんの標識?駆け落ち注意?
なるほど、新婚旅行で来たらさぞかしロマンチックだろうなあ。
しかしこの場所を楽しむにはあまりにも時間が足りなすぎる。ちょっと長めのトイレ休憩程度なんだもの。本当に残念です。
あ!かわいい[E:heart01]
馬もたくさんいます。乗りたーい!といつもは騒ぐんだけど、今は具合がイマイチだからおとなしく。
アーモンドやピーナッツに飴を絡めて売ってる名物おじさん。出来たては美味しいけど、時間が経つと固くなっちゃうの。やっぱりこれはここで買って、すぐ近くからロバの馬車に乗りつつ景色を楽しみながら食べるのが一番ベストなようですね。
再びバスに乗ってマラガ空港からバルセロナ空港までのフライトです。どうしてボディーチェックにいちいち引っかかってしまうの?
バルセロナのホテル、カルデロンに着きました。すごく便利でオシャレな場所にあるホテルなので、みなさんこれから晩ごはんで添乗員さんレコメンドのバルなどに繰り出すようですが、私達はバトリョ邸というガウディのデザインした邸宅がライトアップされてるのを見に行きます。ここから近いし。
・・・しかし知らない町の「近い」は遠い。方向を見失った私達はいったんそこらのレストランに入りました。甘いソースにうんざりしていたダンナがバルではなくイタリアンを食べたいと言うのだ。パリでもこの手を使ったな。意外にもホッとするようなパスタを味わいつつ地図を確認し再びチャレンジ!
着いた〜バトリョ邸!幻想的〜!人生初ガウディ!
ホテルからわずかワンブロック先でした[E:coldsweats01]
明日はバルセロナ観光です。