待ちに待ったこの日！ 歌舞伎座に行ってきましたよ！ お天気も良くて着物もバッチリ。ちなみに今日は大島紬に城間栄順さんのピンクの紅型の帯。一張羅です。
お席は2階。ここからでも花道は半分くらいはみえます。
最初の演目は舞踊「寿祝歌舞伎華彩(ことぶきいわうかぶきのいろどり)」。美しく豪華で雅で・・・夢のようでした。
その夢を打ち破るように私の前の列のご婦人達が興奮してざわざわおしゃべりをしていたのですが、なにせずっと年上のようなので注意もしにくいな、と思っていたところ、斜め後ろに座っていた年配の男性が「ちょっと静かにしておくんなせえ」[E:coldsweats01]と注意してくれました。かどがたたない、いい言い方だね。
ここは3階。すっごいキモチいいし、ここで1幕だけ見るのもいいですね。まあ今はすごく混んでてチケット売り場はめっちゃ並んでたのでそんな気軽なものではないんですが。
１Fの売店では人形焼の実演販売も。香ばしい匂いが立ち込めてます。
私たちは午前の部だったので、午後はお茶などしてゆっくりしました。上演中ならこんなに空いてる。
以前の歌舞伎座なら入場してすぐお昼の予約をすれば楽勝で食堂で食べられたのですが、係りの方に聴くと食堂の席数が以前よりだいぶ減ってしまい、ずいぶん前から場内の食堂に電話予約しないと食べられないとのこと。そんなの知らないよ～[E:coldsweats02]とあせりつつ、モコママと1000円の幕の内を買って席で食べましたが、これもまたよきかな。
そして1Fに吉兆の予約場所がありましたが(まあどうせ当日ここに来たって予約でいっぱいだと思うんですが)、幕の内弁当6500円[E:coldsweats02][E:sign03]
ここまで高価じゃなくていいので、次回はぜひ3500円のお弁当をいただいてみたいものです。
1Fにある喫茶コーナー。ここでお茶をして帰ることにしました。正面で先払いです。
KABUKIロールです。アプリコットジャムがはさんであります。
故人のなかに勘三郎さんと団十郎さんが・・・・[E:crying]信じられない。
今日の演目「お祭り」に勘三郎さんの孫の七緒八(なおや)君が出演していました。２歳なのにむずかることなく、それどころかきちんと自分の役割をはたしていました。
自分の目の前での大人の踊りを憶えているのか、絶妙のタイミングで手をたたいたり振りをしたりして、その様子を八十助さんが見てにっこりしているのを見るにつけ、ああ、勘三郎さんが生きていたらどんなに喜んだか・・・とおめでたい演目なのに涙でウルウル・・・[E:weep]
でも、その踊りの中には橋之助さんのご子息他たくさんの次世代を担うかわいい子たちが(こういう書き方すると自分が本当にトシとったなあと実感しますね)がんばっていて、思わず「大事に育ててください」と手をあわせたくなりました。
着物も自分で着られるようになったことだし、ちょくちょく歌舞伎座へ通いたいです。ただ、いろんなものがちょっとずつ値上げされていたのが気になるっちゃ気になりますね(-ε-)
