疲れているとぐっすり眠れる。朝バッチリ目が覚めて、素敵な食堂で朝ご飯。フランス行った時も思ったけど、こっちのパンって皮が薄くて中身がずっしりみっちり、色が真っ白ではなくて、とにかく美味しい。どこに行けば日本でこんな美味しいのが買えるのかなあ。
さて今日は、ローテンブルク→ディンケルスビュール→ミュンヘンと約270kmのバス移動です。
朝ご飯の後、腹ごなしに少し歩いてみました。まだお店も開いてないですけど、各店舗の美しいウィンドーディスプレイは見られます。それにしても寒い!レザーでもいいくらい。
昨日とは反対端まで歩いてみました。この街でゆっくりできてよかった~。
ローテンブルクと足に縫い取りのある100体限定のクマとシュタイフでさんざん迷っていたらお店のスタッフさんが熱心に英語で説明してくれました。
「このクマはね、シュタイフからおよそ10年後に開業した会社なんだけれど、縫製もしっかりしてるしシュタイフに勝るとも劣らないと思うわ。それに見て!これはローテンブルクオリジナルベアで、ここでしか買えないのよ。100体限定だし、自信を持ってお勧めするわ(意訳)」
なるほど。ということでここでしか買えないオリジナルベアを購入。ユーロ安の恩恵を少しだけ享受できました。
そしてここには世界最大級といわれるクリスマスショップがあるのです。ショップというよりまるでミュージアム、中を歩いているだけでも何時間でもいられそうでした。あれもこれも欲しくて大変!そして安い!ありがとう、ユーロ安。
朝っぱらから歩き続けて疲れてしまい、ホテルの食堂に戻ってちょっと休憩。
お昼ご飯はグロッケというお店で有名だというロールキャベツをいただきます。
ガイドブックにも載っていました。この手入れされてないツメは私のじゃないよ。
でかいっ!そして中身は巨大なミートボールのようにみっちり。そして後ろのマッシュポテトが美味しいなあ~。
チョコムース。チョコレート大好き。ドイツってあんまり食べ物美味しくない、イモばっかりだって聞いてたけど、そのイモ自体が美味しいし、お料理もざっかけなくて毎日食べるには負担がないものが多いような気がします。
どこもここもきれいにお花が咲いているのであちこち撮っていたら、同じツアーの奥様で園芸好きな方と意気投合。これはサンパラソルという花だと教えていただきました。
お名残惜しいですがローテンブルクを後にしてディンケルスビュールに向かいます。
ディンケルスビュールの門。1618年~の30年戦争時、攻めてきたスウェーデン軍の隊長に子供たちが「僕たちの街を壊さないで」と懇願。その子供が隊長の子供に似ていたことから隊長たちがほだされ、街は破壊を免れた、というウソみたいな話を聞きましたが、本当かいな?
15世紀の建築で、有名なドイチェスハウス。ツアコンさんによると、マッチ箱を重ねて作ったような構造らしいが、さすが地震のない国は大胆だ。今はホテルになってるそうです。
ここでトイレ休憩なんですが、ドイツの公衆トイレは日本ほどきれいではなく、所によっては便座が無いので「エア便座」で用を足さなければいけないとツアコンさんにさんざん脅されて行ったここの公衆トイレは思いのほかきれいで、便座もトイレットペーパーもきちんとありました。
実はディンケルスビュールで少しバス酔いしてて気分が軽く悪かったんですが、ダンナがガスター10(液状)を出してくれたのでぐっと飲んだらウソのように吐き気が収まり、快適なバス旅を続けることが出来ました。やっぱ旅行にはガスター10は必需品だなあ。
と感心している間にミュンヘンに着きました。
今日のお宿はヒルトン・ミュンヘン・シティです。なんで枕が三角形に折ってあるの?
鏡の場所が高くて遠くて、座ってメイクするときに顔が見えないのです(ノ_-。)
ミュンヘンゆうたらビールでんがな。有名なビアホール、ホーフブロイハウスでビールをいただきますよ。(飲めないけど。)
ここは青池保子先生の「Z(ツェット)」に出てきました。感無量です。
広くて出し物が見えないな。こんな建物が3つあるそうです。ここは3階。中国人男性の団体さんがやたら盛り上がっていて、抱き合ったりイッキしたりとっても楽しそうでした。
ずいぶん経ってからでっかいソーセージと山盛りザワークラウトが出てきました。ビールとソーセージは先に一緒に出してほしい所ですな。ザワークラウトはスープ煮で、いくらでも食べられる勢いです。ソーセージでかっ!!食べても食べてもなくならない。
うーん・・・これは美味しくない・・・カイザー・シュマーレンのアップフェルソース・・・ぽそぽそ。パンケーキを焼いて砕いただけのはずなのに・・・うむむむ。
みなさんビアホールの前でかなり盛り上がっていましたが、ツーリストの私たちはさっさとホテルに帰って寝ましたとさ。
④に続く!