でも、かかりつけのF先生と川崎の動物高度医療センターの先生とでムースが苦しんだり痛くないように本当に熱心に考えてくれたおかげで、ムースのQOLはなかなかのものだったと思います。急変するまでは食欲もあり、元気に井の頭公園を自分の足で散歩できましたし、急変した最後の1週間も、だるくはあっても痛み・苦しみは少なかったようで自分でトイレに行き、水も飲んでいました。最後の日も公園へカートでお散歩し(「散歩に行く」言ってきかなかった)、苦しまずに安らかに診察台の上で逝きました。先生方、本当にありがとうございました。
8月27日金曜日、 1年余の治療を終え、ムースがついに虹の橋を渡ってしまいました。よくがんばったね。当初の診断では余命3ヶ月、長くて6ヶ月ということでしたが・・・リンパ腫という病名がついてからというもの、1週間に1度通院し、投薬し、検査し、点滴し、注射しました。えらかったね。
月曜日に家族全員でムースを深大寺の動物霊園で荼毘に付しました。1年ほど経ったら共同納骨堂へ納骨する予定です。ご近所の仲良しワンコだったミッキーちゃんと逢えてムースも喜ぶんじゃないかな。 ムース、楽しい7年半だったよ。死んだ時が悲しいから犬はもう飼わないなって絶対に言わない。だって、ムースがくれた毎日は宝石のような毎日だったから。ムースと過ごしたことを後悔するなんて絶対にありえないから。ムースのいなかった過去なんて、想像もつかないから。 頭が良くて、人好きで、わがままで、かわいすぎる犬でした。今度生まれ変わってきたら、また私たちと暮らせますように。そして、今度は病気なんかにならずに天寿を全うできますように。
たくさんのイヌトモたちがお花を持ってきてくれ、ムースを撫でて泣いてくれたり、わざわざ家を探して来てくれたり、自分が行くのはつらすぎると言ってダンナさんをよこしてくれた人もいました。本当にどうもありがとう。
