散歩好き

井の頭公園で犬とまったり。

パリより愛をこめて

336108view001 手首骨折から、なんだか外で食事もできないし、何するのも面倒なカンジなんで犬の散歩以外外出も億劫になってたんですが、先日「退屈してるでしょ?お茶でもしようよ」とイヌトモが誘ってくれてから「これじゃいかーん!」と映画にでも行くことに。「プレシャス」はもうちょっと元気になってから観る事にして、元気になりそうなアクションでいくか・・・と「パリより愛をこめて」にしました。クルマが使えないので電車で初めて新宿ピカデリーへ。あのー・・・ロビーに「自由に暮らしている方」達が結構いて、ビミョーなフレグランス・・・

しかし映画は期待してたよりずっと楽しく、あははと笑ってスッキリしました。ジョン・トラボルタの怪演が光る!

大使館員リース(ジョナサン・リース・マイヤーズ)は実はCIA捜査官見習い。今は下働きみたいなことばっかだけど、そのうち上級レベルになって世界をまたにかけた活躍をしてやるぞ!そしてチャンスが巡ってきた。が、アメリカから来た相棒ワックスを見て愕然とする・・・

336108view005 ハッキリ言って撃ちあいのシーンは迫力が今ひとつ。それなりに凝ってはいるんですが、「イースタン・プロミス」のように恐ろしくもなく、「マトリックス」のように美しくもなく、平坦です。

しかし、トラボルタ演じるCIA諜報員ワックスの魅力ったら!登場シーンは通り一遍のつまんねえ型どおりのものだったんですが、知らず知らずワックスのペースに飲まれていきます。なんていうか、逆ターミネーター?あれほどメチャクチャやってるのに安心して身を任せられるような、矛盾した思いに囚われ、映画が終わってしまうとなんとなく寂しくなってしまうような・・・

ひどい邦題だなと思ってたら原題同じだった(;´▽`A``「ロシアより愛をこめて」のオマージュってほどでもなし、あそこまでひどい映画じゃないですよ。旧007シリーズ、大嫌い。ただ、へっぽこ大使館員リースがスパイ活動のマネゴトをやるってことや、美女が出てくるとこ、スイッチを押したらクルマからバズーガがウイーンと出てくるところとか、茶化してるカンジはしましたよ。

おかげで少し元気出た!がんばってまた映画観に行こうっと。