おっとそのまえに、ファルマシーで湿布を買いたい。その時めっちゃ役に立ったのがこの本。まず挨拶をして、
次に、
で、シルブプレ。なんて簡単なんでせう。「どこ？」と聞いている様だったので右手首を指差しました。ま、実際は指差しじゃなくて手のひらさし？ですが。無事買えましたので、マックで貼ってレッツゴー！
メトロに乗ってまずはメダイ教会のあるセーブル・バビローヌへ・・・・って、切符の買い方がわかんないよーι(´Д｀υ)ｱｾｱｾとあせってたら、インフォメーションのおねえさんがわざわざ出てきて、買い方を教えてくれ、セーブルバビローヌに印をつけたメトロの地図もくれました。誰?フランス人が助けてくれないって言った人?少なくともパリ中心部では英語が通じるし、ムーランルージュで余りにも人が多くてドアに近づけなかったときはお客の男性が「シルブプレ[E:wink]」と誘導してくれました。カフェなんかでは「何?何?」と私たちに言ってることを理解してくれようとしてましたし、私たちが袖すりあったフランス人はみんな笑顔＆親切でしたよ。
さて、無事セーブル・バビローヌに着く事ができ、ル・ボン・マルシェの角を曲がってもうすぐだ・・・と思ったら、なんか静か。あれー？休みか？と思ったらどうも違う場所に似たような教会があったらしい。引き返すと・・・
あー、あったあった！間口が狭いので見落として通り過ぎていました。奇跡のメダイ教会です。1830年に礼拝堂に現れたマリア様のお告げに従いメダイ（メダル）を作って配ったところ、蔓延していたコレラが収束。それ以来、幸運を呼ぶメダイとして知られるようになったのです。
この外観の地味さにがっかりしてはいけません。チャペルに入るとウチのダンナのようなオッサンでもうっとりするような、夢のようにきれいな世界が広がっています。少女マンガの世界ですよ。しばらく2人で椅子に座ってぼーっと眺めていました。
ここでみんなへのお土産にきれいなメダイを買って、満足な私。メダイはこの画像の右側の壁に「Ｍｅｄｄａｉｌｌｅ」と書いた看板がある部屋で売っています。
再びメトロに乗り近いんだけどマピオンで降り、サンジェルマン・デ・プレ教会へ。ここでは私たちのテキトーさが露出した形になりました。
1.明日の分の湿布を買うため再びたまたま通りかかったファルマシーに入り湿布を買って出たら、そこはガイドブックに乗るほど有名なシャプラファルムというドラッグストアだったのに、まったく気づかなかった。
2.この界隈は有名カフェがひしめく場所で、ピカソやデグジュペリが通ったレ・ドゥ・マゴ（渋谷店によく行く）、ＢＢやＣ．ドヌーブ、ソニア・リキエルが通ったカフェ・ドゥ・フロール、ソフィア・コッポラが通うラ・パレット等があるにもかかわらず、テキトーなカフェに入って休息し、この地を後にした。
3.肝心のサン・ジェルマン・デ・プレを下調べしてなかったので、「ふーん、古いねえ～ステキだねえ～」で終わってしまい、現存するパリ最古の教会だということを知らなかった。
4.せっかくルイ・ヴィトンに入ったのに、冷やかしただけで何も買わなかった。これが最大の失敗といえる。どうせダンナはフランス語で断るのはできないし、例の指差し本は私が持ってるのだから「あれとあれとあれと、あら、これもシルブプレ[E:heart01]」と買いまくればよかったのだ、ダンナのカードで。
とまあ色々悔やむことはあるのですが、テキトーに入ったカフェのギャルソンがジュード・ロウにそっくりのイケメンだったし、カフェオレがめちゃウマだったのでいいとしよう・・・それに今回が最後のフランスの旅ではあるまいよ。
シテまでメトロに乗り、ノートルダム寺院へ。ここのノートルダムもまた巨大だ・・・
日本語のイヤホンガイドがあるらしいので、借りてみたらこれは失敗だったかも。操作がわからずダンナがずーっとイライラ。わかった頃にはもうひとまわり終わっちゃってました。┐(´д｀)┌ﾔﾚﾔﾚ
川沿いを歩いてオペラ座まで歩いて帰ります。コンシェルジュリ。ベルバラ読んだ世代としては、感動モノです。ここのマリー・アントワネットが収監されていたのね・・・(;д;)時間がないので立ち寄れませんが、次回は必ず見学に行こう。
おおーっ、「ダ・ヴィンチ・コード」！でもここにこのピラミッドがある意味がよくわからん。ルーブルも時間がないので以下同文。 ちょこっと覗き見できるコーナーがあります。うーん、きれいだなあ・・・ さかさか歩くと、意外に早くオペラ座到着。巨大なデコレーションケーキみたいだ。 スクリーブです。明るいけど7時過ぎてます。 このあと、おなかがすいたんで近くのイタリアンレストランにはいって食事。明るいオーナーはじめ親切なギャルソンさんたちは全員英語が話せるし、さすがイタリアンのメニューはイタリア語でもわかるのに驚きました。下にフランス語と英語でかいてあるし。味はフツーにウマい。ただデザートのパンナコッタがいつまでたっても出てこないので「忘れてるんじゃない?」と英語で聞いたら、「パンナコッタ？」とものすごいポーズをつけてごまかしていた。おもしろいから許す。右手に湿布を貼っているのを見せたら肉を切ってきてくれたり、食事の途中話しかけてくれたり、「お会計お願いします」とフランス語で言ってみたら「ねえちゃん、フランス人みたいじゃなーい?」と（たぶん）冷やかされたり、楽しい食事でした。 もう9時過ぎか。ああ、フランス旅行終わっちゃった・・・あしたはもう、帰るだけです。 6日目に続く。
